出版社内容情報
組織か? 正義か? 一発の銃弾をめぐり中国マフィア、警察が動き出す。事件に巻き込まれた外科医・犬養の選択は?
歌舞伎町で高齢者や外国人を相手に診療所をいとなむ主人公の犬養のもとに、銃で撃たれ重傷の中国人が運び込まれた。「犯人は、警官だ」治療を終えた男は謎の言葉を残し消えた。その後、摘出した銃弾を引き渡してほしいとやってくる暴力団員、刑事。思わぬ形で事件に巻き込まれた犬養はどう動く?
【著者紹介】
1955年北海道生まれ。78年「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞、08年『果断隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞、第61回日本推理作家協会賞を受賞。
内容説明
歌舞伎町近くの路地にある診療所に銃で撃たれた中国人が運び込まれた。「犯人は、警官だ」外科医の犬養が治療を終えると、男は謎の言葉を残して消えた。そこへ元暴力団員の赤城が訪れた。摘出した銃弾の引き渡し要求をはねつけた犬養だが、さらに新宿署捜査四係の刑事・金森も銃弾を引き渡すよう要求。金森が事件現場で不審な行動を取っていたと赤城から聞いた犬養は彼に不信感を抱く。
著者等紹介
今野敏[コンノビン]
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。東芝EMI勤務を経て、82年に専業作家となる。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞受賞。08年『果断 隠蔽捜査2』で第61回日本推理作家協会賞、第21回山本周五郎賞をダブル受賞。空手三段、棒術四段の腕前で「今野塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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