徳間文庫<br> 妖草師

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徳間文庫
妖草師

  • 武内 涼【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 413p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198937959
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人の怨みが積もるとき、異界の妖草がこの世に芽吹く。若き公家にして妖草退治師、登場! 将来を嘱望される新鋭の伝奇時代小説

九代将軍・家重の治世。紀州藩の京と江戸の両屋敷に怪異が兆した。京では元藩士が“花が匂う”と称して、夜な夜な東山へと出かけていき、江戸では見事な庭園に、マダラ蓮と血色の苔がはびこりだした。
京の下級公家・庭田重奈雄は、人の念が乗り移った異界の妖草駆逐の秘術を使う妖草師であった。藩の要請を受けた重奈雄は、紀州徳川家への恐るべき怨念の存在を知ることに――。

【著者紹介】
1978年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、映画・テレビの制作に携わる。第17回日本ホラー小説大賞の最終候補作を改稿した『忍びの森』で2011年デビュー。他の著書に『秀吉を討て』「戦都の陰陽師シリーズ」がある。

内容説明

江戸中期、宝暦の京と江戸に怪異が生じた。数珠屋の隠居が夜ごと憑かれたように東山に向かい、白花の下で自害。紀州藩江戸屋敷では、不思議な蓮が咲くたび人が自死した。はぐれ公家の庭田重奈雄は、この世に災厄をもたらす異界の妖草を刈る妖草師である。隠居も元紀州藩士であることに気づいた重奈雄は、紀州徳川家への恐るべき怨念の存在を知ることに―。新鋭が放つ時代伝奇書下し!

著者等紹介

武内涼[タケウチリョウ]
1978年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、映画・テレビの制作に携わる。日本ホラー小説大賞選考委員・貴志祐介氏の強力な推挙を得て、第17回同賞最終候補作を改稿した『忍びの森』で2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ナイスネイチャ

171
初読み作家さん。続編が話題になっていたので。人間の煩悩を苗床とする「妖草」を退治する物語。池大雅や曾我ショウ白(漢字が見つからない)など実在した人物が出てくるがあんまり活躍しなかったのが残念。物語は面白かったので続編も期待します。2016/02/06

sin

63
物語の運びが手探りで、どうかすると行き当たりばったりな筆使いに感じられてしまう。強敵に敗れ過去の経緯からの呪縛に絡め捕られたかの伏線も穿った心境の変化で呆気なく片付けてしまうところ、用意した脇役の使い方さえ、そして肝心の最終対決さえも、だからだろうか?そのうえ無理な時代考証が重なるせいか面白いがテンポが悪い。そうそうせっかく京都を舞台にしているんだからそこんとこの工夫もほしいところ、京の歴史に絡めたら妖草ももっと存在感を増すんじゃないだろうか?2015/03/24

papako

44
作者初読み。お気に入りさんの感想が気になって。面白かった。江戸時代、常世の植物がこの世にでてくる『妖草』その妖草を刈る妖草師が活躍する物語。妖しい草の描写や、その妖草を退治する方法も面白い。主人公の苦い恋と、そこから抜け出す成長も。まだまだ続けられそうですが、続編あり?さてさて次は『し』2015/11/05

紅香

34
常世(魔界と冥界)に生える妖草。その種子は人の世を越えられない。例外は怨みや嫉妬、濁り切った闇の心、苗床を見つけた時だ。。舞台は京都。花の蘊蓄。配役に絵師、池大雅と曾我蕭白。妖草vs妖草師。心の闇。ひとつひとつは魅力的なものばかりなのに何だか惜しい。。ところどころつまづきながらつっかかりながらの読書。発想は良いのに詰め込みすぎて集中できない。池大雅と曾我蕭白がいてほしいんだけど余分というか。。ああ、本当にもったいない(>_<)2016/01/07

coco

29
人の心を苗床にこの世に生えてしまう常世の植物「妖草」を刈り取る妖草師・重奈雄。いろいろな力を持つ植物でが出てきておもしろい。無明尼の側の話をもっと読みたかった。物足りなさもあったけど、魅力的なキャラも多いので、これからが楽しみ。植物でここまでの肉弾戦になるとは。壮絶な闘いでした。2015/03/29

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