出版社内容情報
立川談志師匠の三回忌を迎え、そのDNAを濃く引き継ぐ立川流のホープ・立川志らくが繰り広げる「談志ワールド」を文庫で!
12年12月に急逝した立川談志が遺した「名言」「至言」「迷言」の数々を、談志のDNAを色濃く受け継ぐ志らくが、志らく流に辛口解説。だれでも知っている「談志が死んだ」「落語とは人間の業である」をはじめ、身近にいた志らくしか知りえない「ふとした病で死にたい」「電気、消せ」などの談志が闘病中の言葉まで、その言葉の奥底に潜む立川談志の本意を明らかにしていく稀代の一冊を、談志師匠の三回忌を機に加筆修正して文庫化。
【著者紹介】
立川流のホープ。談志を継ぐのはこの人と目されている。大の映画好きで、名作映画を素材に、内容を江戸時代に設定して、新作落語にしている。映画、音楽批評も行う。故立川談志の「狂気のDNA」を色濃く受け継ぐ。
内容説明
2011年11月21日、あまりにも突然訪れた師匠との永遠の別れ―。大学在学中に立川談志に弟子入りして26年。気まぐれで破天荒な談志師匠の言動に振り回され、七転八倒する日々を送るなか、折に触れて直接聴いた、忘れえぬ珠玉のことばで師匠を追悼する。師匠特有の言いまわしに隠された真意とは?「談志が死んだ」から「電気つけろ」まで41篇の志らく流・談志追悼「名言」集。
目次
第1章 談志イズムがあふれる名言至言(「談志が死んだ」;「ふとした病で死にたい」 ほか)
第2章 立川流の真髄を解き明かすことば(「電気、消せ」;「ステレオ持ってきてくれ」 ほか)
第3章 師匠がよみがえる思い出の一言(「お前なんぞ、消えちまえ!」;「江戸の風」 ほか)
第4章 師匠と志らくが愛する映画、女優、懐メロ(「ゴルフは身体に悪い」;「お前がいるから助かる」 ほか)
著者等紹介
立川志らく[タテカワシラク]
1963年、東京都生まれ。1985年、日本大学芸術学部在学中に立川談志に入門。1988年二つ目昇進、1995年真打昇進。二つ目時代は兄弟子立川談春と組んだコントグループ「立川ボーイズ」としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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