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徳間文庫
談志のことば

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198937799
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0195

出版社内容情報

立川談志師匠の三回忌を迎え、そのDNAを濃く引き継ぐ立川流のホープ・立川志らくが繰り広げる「談志ワールド」を文庫で!

12年12月に急逝した立川談志が遺した「名言」「至言」「迷言」の数々を、談志のDNAを色濃く受け継ぐ志らくが、志らく流に辛口解説。だれでも知っている「談志が死んだ」「落語とは人間の業である」をはじめ、身近にいた志らくしか知りえない「ふとした病で死にたい」「電気、消せ」などの談志が闘病中の言葉まで、その言葉の奥底に潜む立川談志の本意を明らかにしていく稀代の一冊を、談志師匠の三回忌を機に加筆修正して文庫化。

【著者紹介】
立川流のホープ。談志を継ぐのはこの人と目されている。大の映画好きで、名作映画を素材に、内容を江戸時代に設定して、新作落語にしている。映画、音楽批評も行う。故立川談志の「狂気のDNA」を色濃く受け継ぐ。

内容説明

2011年11月21日、あまりにも突然訪れた師匠との永遠の別れ―。大学在学中に立川談志に弟子入りして26年。気まぐれで破天荒な談志師匠の言動に振り回され、七転八倒する日々を送るなか、折に触れて直接聴いた、忘れえぬ珠玉のことばで師匠を追悼する。師匠特有の言いまわしに隠された真意とは?「談志が死んだ」から「電気つけろ」まで41篇の志らく流・談志追悼「名言」集。

目次

第1章 談志イズムがあふれる名言至言(「談志が死んだ」;「ふとした病で死にたい」 ほか)
第2章 立川流の真髄を解き明かすことば(「電気、消せ」;「ステレオ持ってきてくれ」 ほか)
第3章 師匠がよみがえる思い出の一言(「お前なんぞ、消えちまえ!」;「江戸の風」 ほか)
第4章 師匠と志らくが愛する映画、女優、懐メロ(「ゴルフは身体に悪い」;「お前がいるから助かる」 ほか)

著者等紹介

立川志らく[タテカワシラク]
1963年、東京都生まれ。1985年、日本大学芸術学部在学中に立川談志に入門。1988年二つ目昇進、1995年真打昇進。二つ目時代は兄弟子立川談春と組んだコントグループ「立川ボーイズ」としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

66
弟子から見た談志師匠。それはある時は神のようであり、時にはワガママな子供のようであり。談志師匠は他と群れない芯のある人だと感じた。みんなと同じことを言っておけば嫌われない…とか考えない。ちゃんと自分を持っている人。今の時代珍しいから、色眼鏡で見られてしまうのだろう。落語に対しても妥協しないからいいものができるのだと思った。こんなに珍しい師匠に巡り合ったのだから、お弟子さんたちもどんどん自分たちの路線でやってほしい。なんだか談志師匠の声が聞きたくなった。2016/05/21

もりちゃん

9
しらくさんて私と同年代なんですよね。著者近影がないから未だにご尊顔をお見かけしたことないんですが。「赤めだか」の談春さんは表紙が高座の写真だからわかるけど。すごく頭がいい人だっていうイメージです。ライ坊の話が好きです。2015/09/23

kera1019

3
確かに談志師匠のことを語る本ではあるけれど、志らく師匠の談志讃歌は依存度が強くて距離を感じてしまう… 談志師匠が亡くなった時に談春師匠は「俺はなにも言わない。志らくは黙っていることが追悼だということを生涯わからないだろう。」と言ったそうやけど、志らく師匠のキャリアをもってすれば師匠というバックグラウンドを表に出さなくても「立川志らく」という看板は充分大きいと思うんですが… コスってるネタも結構あったし少し寂しい読後感でした。2014/03/28

FK

2
立川談志という稀代の落語家がいた証は、脈々と受け継がれている。多くの一門の活躍を目にすると、あらためて凄さを感じてしまいます。談志の落語を一度しか見れなかったことを残念に思います。DVDなんかはやっぱり映像であって、実体験とは違うところがあるんだと思います。けどやっぱり観てみようかな。2014/10/14

kunchan

2
立川志らく「談志のことば」読了。前書きで志らくは言う、「この本は談志と志らくを知っていることを前提に書かれている。つまりふたりに対する知識がない人が読んだらなんだかわからない」と。まったくその通りで、談志や志らくが大好きな人だけ楽しめる本です。談志の死を悼みつつ、ときおり涙しつつ読みました。2013/12/29

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