徳間文庫<br> BLOODLINK〈3〉夜光

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徳間文庫
BLOODLINK〈3〉夜光

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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198937775
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ふたりの世界を守るため、覚悟をきめた和志とカンナの運命は……!

住み慣れた町、学校、家族――日常のすべてを捨てることにしたカンナと和志。地蟲に感染した者と、地蟲を排除する野槌となった者が選んだのは、ふたりが共にいられる世界。しかし、それは地蟲となった他の人間を殺し続けることと引き換えだった……。思考を停止し、淡々と職務を遂行する和志の前に現れた、同じ野槌のハヤテ。「マヤマ、取引だ」冷たい眼に、怒りを湛える男の目的とは一体。

【著者紹介】
1967年5月生まれ。「ワイヤード」などのライターとして活躍しながら小説を執筆。繊細かつ情緒溢れる独特な筆致が注目を浴びる。著書『BLOODLINK』は2ちゃんねるラノベ大賞で1位、『ノーサイドじゃ終わらない』は「このミス!」ランクイン。

内容説明

住み慣れた街、学校、家族―日常のすべてを捨てることにしたカンナと和志。地蟲に感染した者と、地蟲を排除する野槌となった者が選んだのは、ふたりが共にいられる世界。しかし、それは地蟲となった他の人間を殺し続けることと引き換えだった…。思考を停止し、淡々と職務を遂行する和志の前に現れた、同じ野槌のハヤテ。「マヤマ、取引だ」冷たい眼に、怒りを湛える男の目的とは一体。

著者等紹介

山下卓[ヤマシタタカシ]
1967年5月生まれ。『WIRED』日本版記者を経て、フリーライターとして活躍しながら、96年より小説を執筆。ノンフィクションや映画脚本なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

薄荷飴

3
カズシとカンナが普段交わす会話に異様なまでの生々しさがあるのがこの作品の魅力です。これまでの日常を捨てて新たな日常を手に入れるが、それは決して表立って言えるものではなく、感覚すら麻痺していくような儚いもの。そんな日常の中でも中でもある種の覚悟を提示されて、カズシ自身の今と向き合わさざるを得なくさせる展開が悲壮感に満ちていて不安になります。けれどもカンナとそれを越えていこうとしている姿が美しく見えます。だというのにこのラスト・・・。これからどうなってしまうのか。2014/07/14

ばろん

2
自分の選択が正しいかは分からない。 でも、何かをしなくてはいけない。 それが向き合ってるのか、逃げているのか… それすらも混濁した感じの3巻。 心情表現も然ることながら、やはり想像せずにはいられない情景表現も良い。 2014/05/10

カゲカゲ見習い@ケイケ

2
絶望は連鎖する。簡潔でベターながらも、常に付きまとう不気味さがこの作品の特色だと思います。続きを読まなければと使命感に駆られる作品は滅多にない2014/05/20

キスイ

2
シリーズ三作目。9歳のヒロインの、ツンが減ってちょっと悲しい。2014/03/04

てらも@福岡県(21)

2
なんというか、嵐の前の静けさ感がすごいと思いましたね2013/12/08

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