徳間文庫 ハウルの動く城〈１〉魔法使いハウルと火の悪魔

ジョーンズ，ダイアナ・ウィン【著】〈Ｊｏｎｅｓ，Ｄｉａｎａ Ｗｙｎｎｅ〉/西村 醇子【訳】

徳間書店（2013/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 413p／高さ 15cm
• 商品コード 9784198936730
• NDC分類 933
• Cコード C0197

内容説明

魔法が本当に存在する国で、魔女に呪いをかけられ、９０歳の老婆に変身してしまった１８歳のソフィーと、本気で人を愛することができない魔法使いハウル。力を合わせて魔女に対抗するうちに、二人のあいだにはちょっと変わったラブストーリーが生まれて…？英国のファンタジーの女王、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの代表作。宮崎駿監督作品「ハウルの動く城」の原作、待望の文庫化。

著者等紹介

ジョーンズ，ダイアナ・ウィン［ジョーンズ，ダイアナウィン］ ［Ｊｏｎｅｓ，Ｄｉａｎａ　Ｗｙｎｎｅ］
１９３４～２０１１。オックスフォード大学でトールキンに師事。魔法を扱った独創的なファンタジーを数多く著し、英国を代表するファンタジー作家・ファンタジーの女王と称された

西村醇子［ニシムラジュンコ］
青山学院大学大学院文学研究科英米文学専攻博士後期課程満了退学。白百合女子大学兼任講師。英語圏児童文学の研究、評論、翻訳に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たるき( ´ ▽ ` )ﾉ]

ハードカバーで持っていたけど、汚してしまって泣く泣く処分し、文庫版で再度購入！ほんと、何度読んでも面白い(*´꒳`*)ハウルかわいいなあ。私は映画よりこっちが好き♪

2017/02/01

[papako]

実はジブリの中で一番好きな『ハウルの動く城』全うな恋愛がいいんです。なので原作読んでみました。アニメはうまく作られてるんだなぁって思いました。ほとんどそのまま、後半は結構アレンジされてて、ちょっとはしょられている登場人物もいるけど。ただ、訳のせいか、ソフィーが単なるヒステリーみたいで、ハウルが惹かれた部分がわからないので、ラストのハッピーエンドが唐突な感じ。まぁ、ソフィーの義母姉妹たち、みんないい人で、それぞれの恋も実りそうで良かった良かった。またアニメ、見たくなりました。

2017/06/29

[たるき( ´ ▽ ` )ﾉ]

映画より原作の方が断然好き！！まったくもう、ソフィーもハウルも素直じゃないんだから〜(´∀｀*)そこが可愛くて面白い。最高のファンタジー小説！

2020/11/20

[おすし]

残り20ページくらいからドンドコ回収される伏線に圧倒されます。児童書なのに、全然子供だましじゃないかんじ。字いっぱいだし(笑)子供のころにこんな本読んでみたかったなぁ。緑のねばねばのハウルへの母ちゃん的対処、ヤキモチ妬いて強力な除草剤作り出すソフィーに笑う。カルシファー、かわいい奴め。

2020/11/15

[たまきら]

備忘録：原作を先に読んでいた妹はいつもジブリは寄せ集め、とブツブツ魔女のように文句を言っていたんですが、言いたいことがようやくわかりました。しかしイギリスって本当に戯曲大国だなあ！すっかり夢中になって一気読みしてしまいました。続きも早速取り寄せよう！

2022/02/28