内容説明
「こんなに留守にすることないと思うんだけど」警視庁捜査一課に勤める今野真弓へ友人・野田茂子が夫の素行調査を依頼してきた。部下の道田刑事を尾行させてみたところ、妻に内緒で夫・賢一はホストクラブ「Ｑ」に勤務していたのだった！そこへ「Ｑ」にて殺人事件発生。被害者の伊東正士は、野田夫妻と同じ団地住まいで、その妻・かね子は賢一目当てに「Ｑ」へ通いつめていた。
著者等紹介
赤川次郎［アカガワジロウ］
１９４８年、福岡県生まれ。’７６年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。「三毛猫ホームズ」「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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hnzwd
25
ちょっと血なまぐさい事件が多かった気がするシリーズ10作目。とはいえ3人の手にかかれば途端にコメディー要素満載になるのも相変わらず。しかし旦那さんスマートだなぁ。給湯室でのピンチの切り抜け方とか、、「さすが旦那様！おれたちにできない事を平然とやってのけるッそこにシビれる！あこがれるゥ！」ってなもんですよ。2013/02/15
あゆみ
19
★★★★★ このシリーズ好き。読むのが楽しくてすぐに読み終わってしまう。淳一が素敵！道田が毎回ひどい扱いを受けているがそれもこの作品の魅力。2018/07/11
白雪ちょこ
17
今回は、あの道田くんが大活躍の話。 もちろん、主人公である真弓と淳一カップルも大活躍で、ラブラブっぷりも相変わらず健在。 事件性に至っても、ロリコンやホストクラブといった、癖のある性癖や場所。 この巻からいきなり読んでも、面白さや読み応えは抜群。
☆初音☆
17
妻の真弓は刑事、夫の淳一は泥棒シリーズ第１０弾。４つの短編集。さくっと読了。このシリーズどれを読んだか覚えてないけど久しぶりによんだら面白かったので、他も読んでみよう！！2018/02/24
ハゲおやじ
10
１０作目｡４作から構成。相変わらずの真弓と淳一にホッとする。ドタバタではあるが、ミステリーとしても考えられている。"下手な鉄砲～"は、さつきが 出来すぎではあるものの グッと来た。このシリーズは、私は好きだ。…って 道田は今回も色々と大変な状況だけど、役得も有ったよね。まだまだ続くシリーズだから、また読もうっと。このところ、PC の調子が悪くて スマホで悪戦苦闘中(って どーでも良いね)。2023/09/22
