内容説明
北アルプス烏川渓谷の水力発電所職員が、幼い少女を保護した。寒さに震えながら川のほうを見ていたというが、なぜそんなところにいたのか?何を訊いても無言だったが、直後、その付近で少女の父親の遺体が発見される。遺留品のメモ用紙に書かれた数字は、積丹地方の電話番号だった―。少女への哀れみを胸に秘め、ベテラン刑事の伝さんは北海道へと飛ぶ。怒りの捜査が始まる。
著者等紹介
梓林太郎[アズサリンタロウ]
1933年長野県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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