徳間文庫<br> 神去なあなあ日常

個数:
電子版価格
¥550
  • 電書あり

徳間文庫
神去なあなあ日常

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年04月26日 16時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 355p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198936044
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれた、三重県の山奥、神去(かむさり)村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々と出会い、チェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来、しかも村には秘密があって・・・!? 林業に《ゆるーく》かける青春!

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハイランド

1033
著者の本は初読。これは林業小説というジャンル(?)らしい。読みやすいし、読後感も爽やか。林業というものを知るにも良い本。しかし主人公、なんでこんなにすんなり馴染めるの? 山村の閉鎖性と排他性、娯楽の無さ。それから運動部員でもあまりのしんどさに逃げ出したくなる肉体労働のハードさ。そんな実態を少しでも知っていると、悩まず村にとけ込む高校生っているの?もっと精神的葛藤があるんじゃないの? そういう気持ちに。タイトル通り「なあなあ」で読めばいいのだろうか。昔はこういう小説は児童小説や少年小説だった気がする。2014/09/10

zero1

995
【人間到る処青山あり】仕事、青春小説だけでなく精神世界を描いた作品。高校卒業した勇気は携帯の電波も届かないド田舎で林業の見習いをすることに。最初は失敗ばかりで役に立たなく逃げ出そうとする。斜陽産業の人手不足と実態を笑いを交えて表現。山火事での活躍で「よそ者」から脱却できた勇気。直紀への恋あり祭りあり(取材は三重だが、祭は諏訪の御柱祭がモデル?)。仲間に助けられながら山村の生活に馴染んでいく。自然を恐れ、山と共に生きることを原始的と恥じる必要はない。映画化され、続きもあり。本屋大賞2010年4位。2019/05/10

れみ

904
最初、林業ってあまり馴染みがないというか良く分からないけどちゃんと読めるかなあと心配しましたが…いや、面白かったです。それぞれの職業にはそれぞれの奥深さとか魅力があるんだなあと改めて気付かされました。主人公の勇気が高校の先生や家族に勝手に就職先を決められ、あれよというまに横浜から三重の神去村へやってくる辺りは、ちょっと可笑しくて笑っちゃったな(^_^;)2013/03/19

ミカママ

680
読んでいる間じゅう、山や森林の緑の匂いがむんむんと立ちこめてくるような作品でした。村人たちが、お花見に行くシーンでは、一面にピンクの花がパーっと目の前に開けたり、ビジュアルな楽しみも。私も一緒にお花見に行って、味の染みたお稲荷さんやお煮しめ食べたりしてみたい。でも神去村で暮らすのは...難しいだろうなぁ。2014/12/28

kk

651
神去の山の四季が美しく移ろっていく中、横浜出身のイマドキな男子が一人の人間として成長し、大切なものをつかみかけていく様が、優しい視線からユーモラスに描かれています。個人的に一番好きだったのは、みんなで犬を元気付けるエピソード。なんぼなんでも荒唐無稽かなとは思うけれど、この物語の中ではとても自然に語られています。山で働く者は犬でも誇りを持っている、なんて、ちょっとグッときちゃいますね。それにしても、三浦しをんさんって、なんでこんなにお話が巧いんだろうね。2019/01/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5414139
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。