内容説明
仇敵である公義御目付・鳥居耀蔵と米仲買商らの悪事を天下に曝し、庶民の喝采を浴びた乱之介ら天保世直党が江戸に帰ってきた!蘭医・松井万庵を冤罪で陥れようとする耀蔵の悪意に気付いた乱之介は、捕らわれた万庵を救おうと計画を練る。一方、乱之介と不思議な縁で結ばれた好敵手・目付の甘粕孝康は乱之介の驚くべき過去を探り当てた。熱い情けと深い契りで結ばれた疾風の義賊、参上。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
83
2年振りに再読2016/04/17
とし
61
疾風の義賊「叛き者」2巻。斎乱之介と大介、羊太、惣吉、三和それにお杉の結束力と信頼感は凄いですね~、目付、甘粕孝康が乱之介の過去を調べ、1巻では謎であった乱之介の生い立ちシリーズか?次巻以降宿敵、鳥居耀蔵との対決があるのか。2014/06/02
み
21
さくさくと♪3冊で完結とのことで、3作目に行きます。耀蔵氏は、いろんな作品で読めば読むほどヤな奴ですな、日本史を選択しなかったので、全く知らなかったのですが、教科書的な知識は必要だわ。2017/01/03
ぶんぶん
1
天保世直党、再び!憎き鳥居燿蔵がまたぞろ悪巧み。おらんだ医者を助けつつ燿蔵に肉薄するが、またもや好敵手・目付の甘粕が立ち塞がる。乱之介の過去が次第に明らかになるシリーズ第二弾!2012/08/01