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徳間文庫
剣豪将軍義輝〈上〉鳳雛ノ太刀 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 362p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198934613
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

十一歳で室町幕府第十三代征夷大将軍となった足利義藤(のちの義輝)の初陣は惨憺たるものだった。敗色濃厚と知るや自ら城に火を放ち逃げ出す幕臣たち。一人戦場に挑んだ己の無力。既に将軍の権威は地に墜ち、世は下克上の乱世を迎えていた。窮地で旅の武芸者の凄まじい剣技を目撃した少年将軍は、必ずや天下一の武人になると心に誓う。圧倒的迫力、一気読み必至の歴史巨篇ついに始動。

著者等紹介

宮本昌孝[ミヤモトマサタカ]
1955年、静岡県浜松市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、手塚プロ勤務を経て執筆活動に入る。95年、『剣豪将軍義輝』で、歴史時代作家の新旗手として注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

284
十年以上前に、『海王』を先に読んで、いつか読まなければと後回しにしたまま、風化させていた作品。天野純希『覇道の槍』から、ちょうど良い時系列になるだろうと思い立ち、この度着手。序盤から、後の時代の立役者が続々登場し、虚実入り乱れて、とてもスケールの大きな物語になることを予想させる。登場人物が多いが、割りと良く目にする名前がほとんどなので、翻訳物よりは苦労しない。上巻は、まだ幼少の義藤が、名を義輝と改める十九歳までが描かれる。『海王』まで続く主要人物の御披露目が済み、いよいよ中巻からは、剣の才能が開花か。2020/07/02

Bibliobibuli

32
落ちぶれたイメージの強かった足利将軍家にも、勇猛果敢な方がいたのですね!次巻以降で、義輝の成長が楽しみです。また、断片的に登場する人物との関係も楽しみです。2018/01/21

sas

27
日経の「歴史・時代小説ランキング」で2位だったので読んでみた。室町幕府第13代将軍足利義輝が主人公。余程の歴史好きでなければ知らないマイナーな人物だろう。そんな人を主人公にしたという著者の目の付け所がいい。戦国時代真っ只中でもはや将軍の権威も力も全くない状況で、わずか11歳で将軍になった義輝。過酷な状況の中、武芸の道に目覚め修行を始める。読んでいくうちにどんどん面白くなってきた。幼いころ育ててくれたお玉の死の真相が明らかになったところが上巻のクライマックス。真羽の行方も気になる。次巻へ。2015/01/24

霖雨

12
 幼少の義藤(後の義輝)が主人公です。足利氏、細川氏、三好氏等々政権中枢の入れ替わりが激しい時代が舞台ですが、とてもわかりやすく読むことが出来ました。 義藤少年のこれからがとても楽しみです。2014/01/19

みーの

9
剣豪として名高い足利義輝の少年時代を描いている一冊。何気に明智光秀や細川藤高や日吉丸(秀吉?)が顔をだしています。管領家の争いの中で何もできない将軍とはなんなのか?剣の修行の中でその答えを見つけていくのか?中巻が楽しみです。2013/09/23

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