内容説明
大学教授の針生田がタイ人留学生・ヤンに対する強姦未遂容疑で逮捕された。結局は不起訴となったが、ヤンの相談を受けた弁護士の香月佳美は、針生田に対する民事訴訟の準備を進める。一方、妻の珠季は夫の借りた銀行の貸金庫の中に、二百万円の不審な振込金受取書を発見する。しかも振込先の女性は埼玉で起きた放火殺人事件で死亡していた…。
著者等紹介
深谷忠記[フカヤタダキ]
1943年東京都生まれ。82年『ハーメルンの笛を聴け』で江戸川乱歩賞候補。85年『殺人ウイルスを追え』でサントリーミステリー大賞佳作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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オオイ
3
大学教授のセクハラから過去の児童買春、放火殺人と色々混ざり弁護士・警察その他各人の思い行動、沢山まぜこぜ。 2019/11/28
フウミズ
1
いまいち 852019/09/04
ちかすけ
1
なんだか、少し整理不足な感じのする内容でした。一人が全ての謎を解明するのではなく、大勢が少しずつ解明していくので、余計そう感じたのかも。謎解きを楽しむというより、作者は構成を見せたいのかな?と感じました。それに加え、謎の説明の大部分が台詞ではなく、所謂「神の視点」の平の文だったので、なんだか「まとめてやっつけた」ように感じてしまいました。2011/07/18
くろねこ
0
まぁまぁかな2022/01/27