内容説明
へび使いのお巳よと所帯を持った穴屋佐平次。珍商売仲間に稀代の絵師・北斎先生も加わり、本所の夜鳴長屋は今日も賑やかだ。ある日、花札の大店・仁天堂の後家が訪れた。三カ月前、辻斬りに遭った主喜左衛門の幽霊が出たという。生前の依頼を果たしてほしいと、佐平次は幽霊となった喜左衛門の耳たぶに穴を開けることに…。好評時代連作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こおり
7
穴屋佐平次(2) おお、一気に面白くなった!佐平次とお巳よは所帯を持った。「穴屋」と「ヘビ屋」で「穴ヘビ屋」だ。そこに葛飾北斎も加わって難題始末にも厚みが出てきたぞ。全編通して面白かったけど、第一話の「あの世の唄」がよかったな。2013/09/23
紫
5
【★3】穴屋シリーズ第二弾。ヘビ使いのお巳よと所帯を持った佐平次。葛飾北斎も仲間に加わって連携が面白い。今回の穴あけ依頼は幽霊の耳たぶ、水時計、壁に開いた穴の謎解き、海の埋立地で井戸掘りなど。ストーリーは奇抜だけど展開は普通。お巳よの金遣いの荒さと悪びれもしない所行の数々、それを困りながらもサラリと受け止め流せる佐平次の器の大きさ。変わり者だらけなのが楽しいシリーズ。2012/08/30
じじちょん
2
先に2作目を読んでしまいましたが、風野真知雄の本はどこから読んでも楽しめるのがありがたい。「穴屋」を主人公にする発想がたまらんですね。軽く読めます。2015/02/28
kazukitti
2
この文庫の表紙はどうなのかwww まぁ、こうこの作品でもそうだけど北斎という人物がよく出てるとは思うけども。反骨というのか洒落というか粋というか、フツー捕まるよなw 作品は前巻と同じ趣向で同じ構成ですが、いつも通り楽しく読めました。お己よの穴はいつか開通するのかなー。エロでなく、二人の子供とか見てみたいなー。(笑)大江戸定年組のあの家も実は佐平次が作ったのだったりしてー。2012/06/05
ikyo_01
2
前作は一人で黙々と仕事をする「職人」というイメージが強かったが、今回は身辺の環境も少し変わったのと、葛飾北斎がらみの災難が軸になっていて、同じ「職人」でも柔らかい部分を感じた。 「穴」だけで幅広いもんだと感心し、意外性を楽しんでいます。2009/12/27
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