内容説明
許婚の良平がもうすぐ帰ってくるという知らせを受けるお香。寺子屋を続けたい思いもあり今後を思い悩む。その知らせを持ってきた玄彰は、大昔に深い仲だった女、お高によく似た女の子を三春屋で見つけた。母親のおひさはお高の娘に違いない、顔や声もそっくりで年齢も合っていると言い張る。しかしおひさは違うと断言をする。果たして真実は。
著者等紹介
築山桂[ツキヤマケイ]
京都府生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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真理そら
21
再読。三姉妹の将来がぼんやリ見えてきたところで終わっている。この作者らしく大塩平八郎も当然のように登場しているけれど、あまり過激?な事件が起きない点が好きだ。作者がふと思いついて続編を書いてくれると嬉しいなあ。2019/03/26
ごへいもち
8
イマイチ楽しめない2023/05/21
_こうちゃん
4
先日、関西に出張した際、 持参した文庫本を読み終えてしまい、 困った僕はKIOSKで探す(笑) 10冊くらいの文庫本の中、 文字の大きな本書を選んだ(笑) そう、最近、小さな文字がつらくってね~(爆) さて、感想。 残念ながら、あまりにも予定調和的。 まさに、時代劇での市井の人情話。 登場人物がみんな いい人でつまらない! いかにも時代劇でありそう。 まあ、安心して読める作品なんだけどね。 もっと過激なストーリーの方が好き!(笑) 僕って、ひねくれているのかなぁ~(笑)2015/01/02
藤よい
3
最終巻。お香さんと大阪に戻ってくる許嫁の話をもう少し読みたかったです。あと3冊ぐらい寺子屋の物語を読みたい!ほっこりした気持ちになるシリーズでした。 次は 甲次郎浪華始末シリーズを借りました。楽しみです。2019/05/14
さり
2
これでおわり、なのかなぁ、もっと読みたいなぁ!最後の最後のお美和ちゃんの妄想通りになればみんなまとめてハッピーなんじゃないかとか思ってしまった。2010/07/28
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