内容説明
木藤家の御役目は御膳奉行。その主な役割は将軍が食する前に味見をして、毒が盛られることを未然に防ぐ、毒味役である。しかし、当主・多聞の妾腹の子・隼之助は、父に命ぜられ、町人として市井で暮らしていた。憤りを抱えつつ、長屋での暮らしに、お節介な年寄りたちや友人たちのおかげで慣れてきた頃、父から塩問屋の山科屋に奉公しろと…。書下し時代小説。
著者等紹介
六道慧[リクドウケイ]
東京都両国生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベルるるる
24
「鬼の舌」を持つ木藤隼之助。この若者の人生が大きく変わろうとしているその転換点を描いている。実家に戻れる日は来るのか。武士として生きていけるのか。町人として御庭番の役目を果たすのか。本人も知らない木藤家の謎の中に放り込まれた隼之助。面白かった。続きを読もう。2019/07/20
紀梨香
5
塩をめぐる陰謀を、鬼の舌を持つ隼之介が解き明かす。食に関する薀蓄いっぱいで楽しめました。このシリーズ、追いかけます。2015/09/28
hisoka 秘
3
内容は面白いのだけど、この素人臭い表紙は無いよね・・・2012/05/11
カリン!
3
舌が鋭敏な若者が市井で様々な出来事にであい成長していく…。細かいエピソードは食に纏わるので興味ぶかく読めました。ただ主人公のキャラが少し弱いのと恋愛エピソードが唐突で馴染めませんでした…。鬼役という役職は面白いので次回以降に期待かな〜2011/05/11
mikage
3
六道慧の本じゃなかったらこんな表紙の本手に取らなかっただろうなぁ。でも話は読みやすいし面白かった。時代劇版ロミオとジュリエット。家のお役目。本人の能力。家内の確執。いろいろてんこ盛りです。隼之介はこのまま半町人半武士状態なのか気になるところです。2010/05/20
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