内容説明
交通事故死した父の跡をうけ、京都の葬儀社社長として奮闘する石原明子に葬儀の依頼がきた。テレビにもよく登場する大学教授の若く美しい夫人が急死したというのだ。完璧な死亡診断書も添えられていたのだが、不審を抱いた明子は、やがて遺族の思いがけない姿を暴くことに…。テレビドラマ・シリーズでお馴染みの傑作連作集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
10
ドラマで見た事のある話ばかりだったけれど、活字で読む事で違った雰囲気もあり面白かった。しかしずっとドラマを見てきたせいか、片平なぎささんと神田正輝さんのイメージが全く抜けませんでした。確かドラマの最初の方は、美木良介さんが春彦だったような…。大人の事情でしょうか。2014/03/31
kaizen@名古屋de朝活読書会
4
テレビで京都の葬儀屋といえば、山村美紗の原作による葬儀屋探偵・明子シリーズ。 テレビ番組での当たりだと思います。 大村崑と山村紅葉のダブルぼけ俳優がいい味を出しているように感じました。 大根役者の参加があっても,楽しめるような番組にしているところが大村崑の力なのだろう。 山村美紗の娘の山村紅葉が登場することで有名なだけでなく,大村崑のぼけぐあいが絶妙のところが本当によい。 10年以上,原作は読まずに済ませていました。 山村美紗の本を読破中ですが,葬儀屋探偵明子のシリーズは二度美味しいと感じる。2011/08/16
mimosa
3
TVシリーズの原作小説集。キャラクターの設定がTVと違うところがある。ドラマをみているようなテンポのよさがありました。 推理小説としては、かんたんで読みやすい。葬儀社が殺人事件を推理していく内容。特に心に響くものはありませんでした。2019/06/25
そーだ
2
シリーズ第一作。徳間文庫での刊行はなぜか最後(最終巻の『大江山鬼伝説殺人事件』はいまだされず)。「赤い霊柩車」は言わずもがなのドラマ第一話の原作。「燃える棺」は同八話、「黒衣の結婚式 」は同二話原作。2009/11/22
香菓
1
長年親しんだTVドラマの原作ということで読んでみた。 細かいところがドラマと違うけれど、それはそれとして楽しめたが、ツッコミどころも多々あった。(遠距離電話代、ちゃっかり会社持ちか)2024/03/31
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