内容説明
『三国志』初期の時代。完璧な肉体と官能的な踊りで男たちの目を奪ってやまない絶世の美女・貂蝉。彼女は単なる踊り子ではない。悪虐の限りを尽くす董卓・呂布を、その穢れを知らぬ身体で誘惑し同士討ちさせようと暗躍する女剣士であった。大願成就のため、情けも涙も恋心も捨てた救国のための自己犠牲―しかし、貂蝉の女心は微妙に揺れる…。
著者等紹介
加野厚志［カノアツシ］
１９４５年、旧満州国奉天生まれ。日本大学文理学部中退。以後、港湾労務、漫才師など職を変転。２９歳の秋、『天国の番人』で第４７回オール読物新人賞受賞。ＮＨＫ教育テレビ『若い広場』の司会を務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Ryuji
1
★★★☆☆『三国志演義』に登場する架空の女性、貂蝉（チョウセン）を主人公にした小説。王允が董卓誅殺を行う為に養女・貂蝉を使い、呂布と仲違いさせるところまでは『三国志演義』の流れどおりだが、その後の話は全く筆者の創作で若干の違和感を感じた。設定は男を利用して天下を狙う貂蝉であるにも関わらず、何か人物が小さすぎるような印象を受けた。孫策・劉備等との関わりも無理があるような気がする。2013/12/21
月守青蓮
0
表紙に惹かれて買った。あっさりとした話だったなあ……。2009/05/28
hikal.c
0
とても感動する話。これを読めば「真・三国無双」をやってる人なら必ず貂蝉を見る目が変わるはず！ゲームやってなくても、彼女の幼いながらも男勝りな野望を心に秘めて闘争する姿に感動間違いなし！2009/04/13
茅渟釣迷人
0
古本2018/12/03
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