内容説明
埼玉に住んでいた十年前のある日、佐賀の実家からの電話を取った嫁のリツコの顔が青ざめた。「お母さんが…脳梗塞で倒れた!」義母の介護のために、四十年ぶりに佐賀に戻り、新たな生活を始めた洋七一家。そこには予期せぬ驚きと不安、そして何ものにも変えられぬ喜びが待ち受けていた…。家族の絆を笑いと涙で綴る、がばいシリーズ最新作。
目次
お義母さんが、倒れた!
内緒のプレゼント
介護は勉強
佐賀のエコライフ
佐賀のご近所づきあい
休まず、遅れず四〇〇〇カ所!
日本全国、忘れられない出会い
遠距離夫婦で四十年
三十分おきの電話
ベストセラー、そして映画
泣き虫映画監督
おでん屋の大将になる
娘の「手作り」結婚式
「笑い」は万能薬
ばあちゃん、俺もがんばるよ
著者等紹介
島田洋七[シマダヨウシチ]
1950年広島県生まれ。本名・徳永昭広。小学校・中学校時代を佐賀で過ごす。’75年、洋八と漫才コンビ「B&B」を組み、NHK漫才コンテスト最優秀新人賞受賞、1980年、漫才ブームをつくる。現在もTV、舞台等で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
21
著者とその家族が偉いのは、佐賀に帰ったことではなく、佐賀に帰って、地元に溶け込んだこと。2021/06/13
donboo
17
かばいばーちゃんで一夜く時の人となった島田洋七さん。その序章が描かれています。両親の介護に疲れきる妻のため佐賀への引っ越しを決意。良い旦那さんだと思うし、家族に恵まれて幸せだと思います。2018/04/03
nabeko
2
がばいばあちゃんシリーズ。介護とあったので、てっきりばあちゃんの介護の話かと思ったらすでにばあちゃんは亡くなっていて奥さんのお母さんの介護をきっかけに佐賀に家を建てたって話だった。現役芸能人が佐賀で暮らすってすごいよなぁ。ばあちゃんと暮らしていた家を再現して、ばあちゃんと暮らしていた時のことを思い出して田舎暮らしを楽しんでる様子は面白い。もはやばあちゃんは登場しないけど、ばあちゃんとの暮らしは島田さんの血となり肉となり生きている!2016/01/24
DBII け
2
がばいばあちゃんと引き続き、シリーズを読んでみました。ばあちゃんの生き方には学ぶことが沢山あります。2012/08/05
やこさん
1
初版を読んでから、だいぶ経て最終巻?を。DVDも購入したので楽しみ2023/07/21