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徳間文庫
人魚鬼―若さま侍捕物手帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 701p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198929329
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

闇討ちにあった新陰流の達人・小森新太郎。翌日、江川了巴と名乗る老人から剣の腕を見込まれ、丹波篠山六万石の青山家に二千五百石の仕官を勧められた。お役目は娘うつぼ姫の守護。ただの守護ではない。姫の美しさを末の世まで守るのだ。そこへご存知、我らが若さま、事件の臭いを嗅ぎつけた。不老不死の法を得るため、謎の人魚島を訪ねるが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Steppenwolf

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わかさま侍ものは,20年ほど前から読んでいて常にストーリーを追えないほど散漫な印象を抱いていた。本作では内容を完全に把握して読破できた。解説にあるとおりこれは捕り物ではなく伝奇ものである。邪恋の男が大がかりな不老不死の伝説を利用しようとした話と要約できよう。ここで困るのはわかさまはいつもの通り酒を立て膝で飲むだけでたいして活躍しない。また若さまは将軍家に連なるような想像を抱かせるが正体不明。これは作者の意図であろうか。2009/02/16

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長編は若さまの出番があまりないのが残念2013/09/27

ERI君

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なつかしい時代劇の構成。楽しめました。2009/03/15

いちはじめ

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善悪入り乱れ、誰が敵やら味方やらころころ変わる展開はなかなかスリリング。大長編の割に意外と人死にが少ない気がする。そのあたり、城昌幸の持ち味か。若さまの活躍も少なめだが、おいしいところはかっさらっている。2009/02/17

三田主水

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待ちに待った復刊! 実に50年ぶりの復活です。若さまと伝奇ものって妙に合うから不思議です2009/02/13

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