内容説明
祥五郎が師範代を務める道場に、朋輩を斬って藩を出奔した弟を捜しているという中藤春芽がやって来た。路銀が尽きた女武芸者を哀れに思う祥五郎は、密かに想いを寄せる香江の家に居候を頼む。が、祥五郎を間に挟み、微妙な雰囲気のふたり―。そんな中、盗賊に襲われた死体に、春芽と弟が編み出した太刀筋とよく似た刀痕を見つけた祥五郎は…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiko
5
春芽という勇ましい女子が加わって面白くなってきた。どうやら香江も祥五郎のことを想っているようだけど、この二人はなかなかの奥手!どうなることやら⁉︎2025/03/14
m-t
0
モテまくる侍を中心にした事件簿。 かわせみの東吾さんともちょっと違った境遇なのが面白い。2010/03/17
立て邦彦
0
侍というより「おんな剣士」という感じ。男言葉がキツイけど、さわやか。 香江と春芽の恋のさやあても、微笑ましい。 最後の「殺しの艶書」は、吉原狂いの旦那の話だけど、悪悪でどうしようもないヤツかと思ったけど、「誰かの面影」がわかったときは、ちょっとしんみり。そういうもんかなあ。2013/12/28
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