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徳間文庫
仇討青鼠―火盗改メ異聞

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198927714
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

深川・油堀の船着き場に降り立った盗人の宇平治一味。目当ては大店の「常陸屋」。これが最後の盗みと決めていた。だが彼らを待ち受けていたのは火盗改めの刺股だった。誰かが俺たちを売ったのだ!深傷を負い、命からがら逃げ出した下っ端の郷助は、激痛のなかで仇討ちを誓う。頭の宇平治、そして命の恩人である鉄吉兄いの弔い合戦だ―。

著者等紹介

千野隆司[チノタカシ]
1951年東京都生まれ。國學院大學文学部卒。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。中学校教員として勤務するかたわら、執筆活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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山内正

1
郷助は塀を超え閂を抜き戸を開け仲間が入ってきた 閉じようとした時 奥で蔵の錠前を破ってるはず   足音がし捕り方だ 後から八洲造が 逃げるぞと舟と反対側へ駆け出す 誰か裏切った  二人殺された頭と鉄造をハ洲造が見てた 頭は他にも金を五千両隠してるはず 何時も帰る舟で次々に降ろし一人で 隠れ家へ神田川を 死んだ鉄造の女お道を身請けしよう 振り売で金を貯める 仁五郎と乙次は隠し場所を探る内 捕方に捕まった 小石川の何処かにと目処がついた 家に入り床の間の板を剥がし穴が 捕方が来て舟で逃げお道なの家に漕出す 2020/03/06

山内正

0
宇治兵一味が最後の盗みで 捕り方に待ち伏せされ怪我をしながら逃げた郷助 盗みが犯人探しに駆け回る 火盗改めと裏切り者と何度もすれ違いながら 身請けしたお道に惹かれて行く郷助の生き様がいい2018/03/28

山内正

0
深川油堀 盗賊宇平治はこれを最後 と決め常陸屋へ盗みに入る 屋敷に入り千両箱を運びだす時に 不意に火盗改めに取り囲まれた。 予期せぬ成り行きで一味は捕まり 事件は終わった筈がただ一人 下働きの郷助だけが川べりでいた為 助かる。 日にちが過ぎてそれが仲間の裏切り と知り兄貴としてた男に仕返しする為立ち上がる闇の世界の物語。 2018/02/02

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