内容説明
「その刀を得し者、武林の覇者になる」と謳われた運命の宝刀・屠龍刀の行方をめぐり、ついに武林の英雄が一堂に会した少林寺の英雄大会。熾烈な争奪戦の末、刀を勝ち取ったのは誰か。そして、張無忌の決断とは？正と邪の区分とは何か―をテーマに、生まれながらに過酷な運命を背負った少年の成長を描いたスペクタクル・ロマン、堂々の完結。
著者等紹介
金庸［キンヨウ］
１９２４年、浙江省海寧県生まれ。１９５５年「書剣恩仇録」を発表。圧倒的支持を得、全十二部の長篇武侠小説を創作。中国、香港、台湾を始め中華世界に十二億人の読者を持つ超人気作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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jaiose
3
「九陰真経」を｢九陽真経」に誤訳したままにしたのが解せません。ハードカバーの時に指摘されていたし、中国語の原文も間違っていないらしいですし。誤訳でないなら訳者あとがきで理由を明記して欲しかったです。2012/11/06
不以
3
明とからめて名を残すというのは史実とのせめてもの妥協点か。ヒロインレースは決着がついたもののどこかあやしいところもある。主人公は結局最後まで優柔普段な性根がかわることがなかったなあ。後味がいいんだか悪いんだか、愉快な終わり方だったかもしれない。まあ、とにかく面白かった。2012/09/27
かみかみ
3
評価：★★☆ 張無忌は最後までその場で優しくしてくれる女性に靡く、最後まで煮え切らない主人公だな。作者の言うとおり、友人にはできるけど、指導者には向かないタイプ。2011/01/29
Masatoshi Hoshide
1
善悪を持った人間を本当に上手に書かれている。2013/01/15
terrine
0
女ったらしふざけるな。2014/12/18
