内容説明
三皇五帝から南宋までの数千年の歴史を簡潔に面白く読ませる目的で編まれた『十八史略』。本巻に登場するのは、伝説の神々の時代から殷、周の王朝を経て、権謀と干戈うずまく春秋戦国の世へといたる大動乱期。中国古典・歴史への最良の道案内。
目次
1 伝説の神々―三皇五帝(燧人氏から三皇まで;堯の登場)
2 聖王と暴君―夏、殷、周(夏王朝;殷王朝;周王朝)
3 春秋の覇者(激動の四百四十年;闘争の原形―呉;孔子の生国―魯;亡命十九年―晋;弱小国の苦悩―衛、鄭、宋、陳)
4 戦国の七雄(斉;趙;魏;韓;楚;燕;秦)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
作楽
10
三皇は、神様ですね。伝説の神々の時代から、春秋戦国時代までを網羅。宮城谷さんの小説に出て来る人があとから後から出てきて、ここから小説にしたのかなと思ったほど。孟嘗君とか名前を聞くと嬉しいです。でも、白圭様は商人なので出てきませんでした。残念。孔子を冷遇した晏子は、やっぱりあんまり好きじゃないな。2015/02/25
サムライマニア
2
勉強になった!十八史略そのものが、神話時代からの中国史のダイジェストである。故事がたくさん出てきてタメになる!2014/07/11
Hitaka
0
5巻くらいまでは。まだ特段何かは見えない。ところで中国では子供向けの初学本というのは本当なのでしょうか。2012/01/15
shiaruvy
0
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