内容説明
作家は時代の空気に鋭敏に反応する。が、その表現方法は多様である。ここに収められた二十作品も、実に多種の彩りに満ちている。著名作家から新鮮な顔ぶれまで、この一年間に発表された短篇の中から最優秀作品を厳選したベストアンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rina Niitsu
1
今回の収録作品は読み進めていくうちにだんだん主人公や主人公が置かれている状況が分かってくる、という作品が多かったように思います。今回好きだったのは『スーパーマンの憂鬱』です。まさに「スーパー」マン(ネタバレでしょうか…)。健康番組の内容に振り回される人々が活写されていてコミカルかつリアルな作品でした。「ヤダヤダヤダヤダ♪」も効いていて頭から離れません。2014/07/31
SNOOPY
1
瀬尾まいこさんの作品を見たかったのですが、戸村飯店の内容だったので、見たことがあり、残念でした・・・2012/06/10
kazu8823
1
ラストのゆがみが怖かった2010/09/26
noko
0
こういった短編集で新しい作家さんを開拓するのは楽しい。この本は直木賞受賞者が多いからか知ってる作家さんばかりでした。森青花さんの「龍の壺」と大沢在昌さんの「雷鳴」が好みでした。2010/09/28
けん
0
「玉石混淆の短編集」という感じだった。「◎」が1、「〇」が5、「△」が3~5、それ以外の短編は「✖」のオンパレードだった。詳細は個人備忘録に記載済み。2018/03/25