内容説明
ツンドラを吹き抜けてゆく風。一人焚火をみつめる。妻との関係を含め、諸々の悩みは遠のいてゆく。月光に濡れる夜の砂漠。嫉妬と殺意に官能が刺激される。川釣り、ロック・クライミング、ハンティング等、過酷なフィールドに響き合う物語１１篇。
著者等紹介
西木正明［ニシキマサアキ］
１９４０年秋田県生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ntahima
3
著者が大学の探検部出身のせいかツンドラの大地や砂漠など極地を舞台にした話がいい。はっきりした結末もなく話が終る形式が余韻を残す。毎日少しずつ読むタイプの短編集だ。推理小説仕立ての結末のはっきりした話も何篇かあるが却って面白くない。2010/01/14
T
2
著者にしては珍しい本だった。著者の趣味のアウトドア関連の作品。この人早稲田の探検部で船戸与一の一個先輩らしい。2015/07/17
