内容説明
「銭がないのは命がないのと一緒や」昭和三十年代の大阪。とんでもないオカンがいた。片や自転車屋オトンは、客に騙されてばかりのお人好し。幼い俺は二人が大嫌いだったが…。TV、舞台にもなった感動作。オカンの本音の人生哲学が心揺さぶる。
目次
オカン
オトンとオカン
女房との出会い
芸能界入り
オトンの死
手術はこわい
長男と次女
著者等紹介
西川のりお[ニシカワノリオ]
1951年奈良県生まれ。高校卒業と同時に漫才師・西川きよしに入門。漫才コンビ「のりお・よしお」として’75年デビュー。一躍人気者となり、現在の幅広いタレント活動に至る。’82年の「上方お笑い大賞」ほか受賞多数。「オカン」で’99年読売ヒューマン・ドキュメンタリー大賞優秀賞、2000年秋田実賞を受賞するなど、執筆にも意欲的に取り組んでいる
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