内容説明
ＵＦＯ、宇宙人、超常現象、世界一の漢方名人、インディアンのサバイバル…こんなトンデモないテーマで世界中を旅して、いったいどうなる！？さくらももこのからだをはった大爆笑エッセイ。
目次
トンデモ本編集者、石井さんとの出会い
ベル博士の謎
トム・ブラウン・ジュニアのサバイバルスクールに行く
エンリケ・バリオスさんに会う
幻の漢方薬じいさんを訪ねて
スプーン曲げの信州の旅
著者等紹介
さくらももこ［サクラモモコ］
１９６５年、静岡県清水市の生まれ。『ちびまる子ちゃん』が９０年ＴＶアニメ化されると超ブレーク。国民的人気を博す
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
39
エンリケ・バリオス『アミ小さな宇宙人』の縁で知り合った徳間書店の編集者たちとさくらももこさんのちょっとトホホなとんでもスピリチュアル紀行。プレアデス星の科学を伝授されたというアメリカの怪しげな発明家訪問。トム・ブラウン・ジュニアのサバイバルスクール体験。タスマニアに滞在中の『アミ小さな宇宙人』の作者エンリケさんとの交流。中国の山奥麗江に住む仙人のような漢方薬作りの名人のおじいさん訪問。長野に住むスプーン曲げの達人綾小路鶴太郎さん訪問には実物のヒロシも登場！[共読反映の為登録] 2018/12/11
ほっしー
20
プレアデス星人、サバイバルスクール、宇宙人、漢方薬仙人、スプーン曲げなどインチキ臭いことをテーマに著者が徳間書店トンデモ本担当の石井氏とともに取材の旅に出るエッセイ集。胡散臭くてくだらないエピソードのオンパレードかと思ったら、良い出会いや実益につながることもあった模様。でも、多くはくだらない（褒め言葉）！ありがたい？話も尿意や眠気には勝てないよね（笑）取材の過程で起こる小事件は安定の面白さだ。個人的には父ヒロシのお顔が見れて大満足！早起きして善光寺にたたずむヒロシの写真。おじいちゃんって感じだった。2017/05/07
マドリン
17
こんなトンデモ大冒険でもいいから、海外旅行したいなぁ。 サバイバルスクールの話、笑いが止まらなかった。2022/08/18
Humbaba
11
自分のやった行いは，どこかで自分に返ってくる．人を喜ばせれば，自分にも幸福が訪れる可能性が高まる．時によっては即座に相手が自分に何かしてくれるかもしれないし，ずっと後になって効いてくることもあるかも知れない．何にしろ，人を喜ばせてマイナスになることはないだろう．2013/02/27
おゆみ
7
昔これを読んだ時は「せっかくサバイバルスクール行ったのにさぼって外にいるとか、ダメな人だなあ」と思ってました。でも、今となってはそれもまたよし！人生は短いんだから、自分で「あ、これダメ」と思ったら、そこから遠ざかったり逃げたりというのもまた手だと思うと、おばちゃんになってわかった。無駄なことしてる時間はない！まあ、さくらさんの場合は自ら「サバイバルスクール行きたい」って言っちゃってるんだけどね…。でももし私だったら「サボったなんて書いたら批判されるかな」なんて思っちゃう所を正直に書いてるのもすごい。2018/09/01
