内容説明
おれの名はカラス。大阪の底辺でくすぶって、地べたを這いずり回るような最低の人生を送っている。いつか恋人のアンナと、彼女の故郷フィリピンで暮らす。それだけがたった一つの希望だった。そのためには、ヤクの運び屋だろうがヤクザの下働きだろうがなんでもやる。ところが、ある日とんでもないものを盗んだことがきっかけで、おれの人生はもっとひどいどん底へと堕ちて行く…。
著者等紹介
小川竜生[オガワタツオ]
1952年、大阪府生まれ
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