徳間文庫<br> 幻の白い犬を見た

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徳間文庫
幻の白い犬を見た

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  • サイズ 文庫判/ページ数 379p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198916626
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

山東まさの車が、崖から濁流の天竜川へと転落した。目撃者は、彼女が車の前を走る白い犬を轢き殺そうとして追っているように見えたという。確かにブレーキを踏んだ跡はなかったが、犬の足跡もなかった。保険調査員、尾形は山東家が短命の女系家族で、明治時代に彼らの里が山津波で潰滅したことを知る。謎の背景には、数世代前の山東家のおぞましき因縁が関わっていたのだ。戦慄のハードロマン全七作。

著者等紹介

西村寿行[ニシムラジュコウ]
1930年、香川県生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yu。

17
巨額の遺産を残した依頼主の意思に沿う!?弁護士の苦悩葛藤が描かれる「四人の相続人」。ひょんな事からトンデモな展開に巻き込まれる偽医師の悔恨の情にあっぱれ❢「追いつめられて」。極限状態に追い詰められた者達にスポットを当てつつの‥「青い魔境」。被害者の身内と盲犬の執念に魅せられる「牙」。モテ過ぎるが故に‥「封鎖された街」。覗いてるようで実は‥「盗聴」。未亡人の死と幻の白い犬との因果関係は‥「幻の白い犬を見た」といった七編の寿行ワールド。2021/08/12

たくぞう

0
何度目かの読了。寿行作品では一番古本屋で見かける本。見かけるたびに購入してしまう。最近はもっぱら百円コーナーにある。2021/05/25

金吾

0
無敵っぷりがワクワクさせてくれます。2016/01/18

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