内容説明
今や田中真紀子は、田中角栄の愛娘というよりも、小泉純一郎総理誕生の最大の功労者、かつ、外務省に徒手空拳で斬り込んだ外務大臣といったイメージが強烈だ。本書では、父の猛反対を押し切っての米国留学、女優志願、秘められた恋、結婚、そして現在に至るまでの彼女の生き様が徹底取材され、人間・真紀子の核心に迫ったドキュメントとなっている。
目次
目白のしたたかなお嬢様・真紀子
霞が関、外務省、亡き父へのリベンジ
父とのセンチメンタル・ジャーニー
目白―田中角栄の「長女」として
新潟、父のルーツ
フィラデルフィアへ―米留学時代の田中真紀子
早稲田、女優のタマゴ時代
目白の若奥様・真紀子
西山町、田中角栄の「遺産」の継承と整理
父親の「死」と残された神楽坂の親族
霞が関、科学技術庁長官時代の「実績」
「田中家」の相続と政治家・真紀子
