内容説明
社会的地位も家族も捨てて、フィリピンにハマる日本人の男たち。彼らはなぜ日本を捨てたのか?金にだらしない、女にだらしない、怠け者…。フィリピンの持つ、でたらめともいえる呑気さに身をゆだねてしまったのだ。ギャンブルにハマって一文無しになろうが、犯罪者になって死刑を宣告されようが、彼らにとってフィリピンは楽園なのである。異色ノンフィクション、待望の文庫化。
目次
1 壊す
2 逃げる
3 死ぬ
4 消える
5 戻る
6 捨てる
著者等紹介
浜なつ子[ハマナツコ]
1955年千葉県生まれ。立教大学大学院修了。社会学修士。シカゴ大学大学院留学。サンケイ新聞婦人面担当記者を経て独立。主な著書に『マニラ娼婦物語』(三一書房)、『死んでもいい』(太田出版)、『アジア路地裏紀行』(共著、徳間書店)などがある
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感想・レビュー
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イカ男
1
「マニラの浮浪者の方が、東京の通勤電車に揺られるよれよれのサラリーマンよりよっぽど、元気で楽しそうにいている」この本が出版された1997年から14年が過ぎた今の日本のサラリーマンはもっと疲れているかもしれない。2011/02/11
かの
0
ブックオフで105円。 マニラの空気なつかし。 P55「彼もマーダーだ。監獄は元警官でいっぱいだ」2014/05/29
ntoshishige
0
■2013/08購読。フィリピーナにはまってお金つぎ込む日本人男性と、そのお金をごっそり持っていくフィリピーナと家族、そのお金で生活する仕事がないフィリピン男性のヒモたち、支え合う生活。こういう視点からみるとフィリピーナにハマル日本人男性がとても意味のあるものに思えるw2013/08/15
ちゃーびん
0
★★☆☆☆
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