内容説明
凶悪犯罪が頻発する現代日本。ときに事件の解明を巡って捜査当局と犯人、そして新聞記者のスリリングな駆け引きが激しく交錯する。とりわけ「弘前大教授夫人殺し事件」は、冤罪事件の証明を懸けて、真犯人と弁護士、記者が三人四脚で取り組んだ特異なケースと言える。その他、「マニラ保険金殺人事件」から「オウム事件」まで、事件の真相に迫る記者魂にふれて、新鮮な感動を覚える。
目次
第1部 警察記者二十年(ジャンケンポン協定;囲碁の功名;事上磨錬 ほか)
第2部 弘前大教授夫人殺し事件(作られた犯人;再審請求提出;血痕のミステリー ほか)
第3部 マニラ保険金殺人事件(「私、殺されかけたんです!」;告白;主犯と実行犯 ほか)
第4部 記憶に残る事件(尊属殺人;タレコミ男;天皇の門番 ほか)
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