内容説明
「蕎麦」を語らせたら他の追随を許さない著者による、初の“食のエッセイ”。そのフィールドは世界へと広がる。「きしめんとアル・デンテ」「カレーライスは和食である!」「甘い焼酎の謎と焼肉の関係」…etc.と、目から鱗が落ちるような楽しさ。さらに「オレンジの軒灯」「パントン・ストリートのキドニイ・パイ」…etc.の、めくるめく新体験。また、季節の食材を使った、著者おすすめの調理法も必見。
目次
いまもって真っ当な味見人(『きしめんとアル・デンテ』;『アメリカ一の朝御飯』;『オレンジの軒灯』;『カレーライスは和食である!』 ほか)
季節の余禄でもう一杯(『大根は当たらぬ物と役者云ひ』;『白菜の鍋にゆかしき柚香かな』;『冬の夜に玉葱煮ゆる音静か』;『殿曰く葱は鉄砲仕掛けなり』 ほか)