内容説明
著者は、医者一家の八人兄弟の末っ子に生まれ、東大出の兄たちのエリート意識に反発。あえて大学進学を選ばず、デザイナーへの道をまっしぐら…。本書のエッセイはほとんどが英訳され、各国著名人に好評を博したものばかり。エスプリとアイロニーがスパイスに利いた、エピソードが満載。しかも、日本人のあり方を改めて考え直させる、隠し味が魅力の、異色文化論にもなっている。現代人必読の好著。
目次
忠臣蔵
柿の木
残業なし
病院での会話
レセプション
夏の終わりに
上品と下品
日本じゃないみたい
エンドレス
リズム〔ほか〕