内容説明
私立・都南医科大学のキャンパスは夜霧に覆われていた。研究室勤務の角池麻由子はデータ整理に没頭し、部屋を出たのは午後十一時をまわっていた。職員通用口から中庭に抜ける路に向かった時、駐車場に置かれている乗用車の後輪の陰に奇妙なものを見かけた。人の手？鷲の手形のように硬直した指は男がすでに死んでいることを表していた。事件は明らかな殺人事件で、被害者は病院長の越海一夫教授だった。
感想・レビュー
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kumiko
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もっと違うものを想像していた。２時間ドラマでやったらそれなりに面白そうだけど。早瀬は事件解決してないんじゃないか？警察もイマイチ。怪しい、というだけでひとりにターゲットを絞って他には目を向けない。アタマの硬さ。状況だけで早く逮捕したい、という焦りだけが見えて私には楽しめなかったな。2013/02/11
