徳間文庫<br> 飛鳥十字殺人事件

徳間文庫
飛鳥十字殺人事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 362p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198909413
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

聖徳太子はガン死だった―時代作家・大和田博が、妻の歴史学者・伸子の研究からヒントを得て書いた小説「聖徳太子の謎」は衝撃的なテーマで大反響を呼んだ。しかし、大学内で伸子と対立する実力者・桃井は新聞に批判文を発表、伸子の左遷を図る。その矢先、桃井が高原の別荘で惨殺された。そこには「天ばつ」の血文字が…。作中作、多重構成のプロットなど、ふんだんに趣向を凝らした、快作ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コマンドー者

1
斉藤氏の80年代初期発表の氏言うところのストリック志向の長編。前半が劇中推理小説で後半が前半の小説内の暗号を取り入れた密室殺人事件に連なるパターン。劇中作のアリバイトリックや後半の密室トリックはネタ的には肩透かしな感があるが、暗号自体は凝っており、トリックよりも話の構成の技で読ませる作品。2025/05/28

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