内容説明
新帝国暦003年、皇帝ラインハルトは、ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフを皇妃にすると発表した。ヒルダの中に宿った小さな生命は、ローエングラム王朝の平和と繁栄の象徴だった。宇宙の覇者の婚礼を祝う盛大な歓声の中で挙げられた結婚式の途中、「ハイネセンで暴動」の報がもたらされた!さらに航路データが消去される事件。背後にはルビンスキーの影が…。荘厳なるスペース・オペラ、堂々の完結篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
り こ む ん
41
初めて読んだときは、ラインハルトの時代を切り開き駆け抜けた熾烈な姿が熱く印象に残ったのだけど、大人になり、何度目かの再読をすると、ヤンの歴史への考察が非常に深く印象に残り、考えてしまう。それは政治への関心度に比例しているかもしれない。物語でこれだけの現実的な問題に思いを寄せる事もないように思える深い作品。2017/10/14
Tetchy
19
『銀河英雄伝説』即ち『ラインハルト・フォン・ローエングラム伝説』はとうとう終わってしまった…。1~10巻まで衰えを見せない筆力で引っ張ってくれた作者に感謝したい。私は今、実際にあった歴史の一部始終を体験させてくれた、そんな気持ちで一杯だ。…どうも書きたい事が一杯あるのに上手く表現できない。このシリーズを述べる時、一言、「傑作」と私は告げるだろう。余計な修飾語は要らない。願わくば、アレク公とフェリックスの創る歴史も読みたいものだが…。2009/02/02
みんにゃりん
17
ついに読了!(´;ω;`) 1巻を読み始めて3ヶ月余り浸りましたがとうとう終わっちゃったよー。逝く時まで犬の心配してるオベさま可愛いよ。シェーンコップもメルカッツ提督もみんな居なくなってしまった。しばらく銀英伝ロスになりそうです。だけどまだ外伝あるし!まだ1期しか見てない映像の続きも借りて来て観るぞ。たしかにコレは素晴らしい作品で、未読の人に勧めたくなるよね。20年前にいいから読めと元同僚に全巻押し付けられた身として。(笑)とりあえずこのずずーんとした重たい心をなんとかするためにアドリブ銀英伝を聴こう。2017/10/29
Humbaba
8
いくら権力を手にしたとしても、人間である以上は死ぬことからは避けられない。それがわかっているからこそ、生きている間にやらなければならないことを実現する。自分に残された時間が残り少ないとすれば、全てのことはできない。自分がいなくなったとしても、周囲の人が消えるわけではない以上決めるべきことはある。2016/02/18
ソラ
6
内容(「BOOK」データベースより) 新帝国暦003年、皇帝ラインハルトは、ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフを皇妃にすると発表した。ヒルダの中に宿った小さな生命は、ローエングラム王朝の平和と繁栄の象徴だった。宇宙の覇者の婚礼を祝う盛大な歓声の中で挙げられた結婚式の途中、「ハイネセンで暴動」の報がもたらされた!さらに航路データが消去される事件。背後にはルビンスキーの影が…。2010/05/27