徳間文庫<br> 禁裏御付武士事件簿―朝霧の賊

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徳間文庫
禁裏御付武士事件簿―朝霧の賊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198907709
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

久隅平八は生薬売りに変装し、「市歩」と称して京都内の情報収集と探索に当たっている折り、深い傷を負った若い男を助けたものの、途方に暮れているお民に呼び止められる。瀕死の男を救助した平八は、裏の事情を知るべく、相役・長棟斎宮助らの助力を得て張り込みを続ける。男は茶道具商「櫟屋」の手代・富蔵で、金に困り、賭場に深入りするはめになっていたらしい―表題作ほか六篇。時代連作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きくちゃん

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シリーズの第二弾。7作の短編が収録されているが前作と違い、タイトルに反して半分以上の事件は市井のものであることに少し違和感を覚えた。僅かに後半の三作のみは禁裏に絡む事件が展開し、ようやく面目躍如といったところか。いかにも京都らしい事件の解決法が興味を引く。最後の巻で主人公が深手を負い、自ら今後はこれまでと異なる様相を呈してくるような暗示に満ちた言葉を発したのは気になるところだ。次回作は現在積ん読中!2021/04/09

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