内容説明
伊原有利、二十六歳。Nデパートに勤めるOL。容姿は人並み。なのになぜか彼氏なし。素敵な出逢いを求めて出席するパーティーではいつも壁の花。そんな有利の平凡な人生が一変した。いつものように出席したパーティーで、ハンサムな青年実業家・沢本徹夫にダンスを申し込まれたのだ。夢心地の有利。だがなんと、彼は幽霊だった!驚く有利に沢本は、自分を殺した犯人を捜してほしいと頼む…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきちゃん
5
職場の出張図書館(月に1度100冊ずつ取り替えておいていってくれる)の1冊。 持ち出しが出来ないので休憩時間だけしか読めないけれど、さくさく1日で読めてしまった。水戸◯門のような安定感(^_^;)。2015/05/21
ミュゼスルタン
3
幽霊と共に犯人探しするお話です。赤川さんらしい作品でした。2015/07/21
kaizen@名古屋de朝活読書会
3
殺された怨念でさまよう幽霊。 なぜ自分が殺されたのかをさぐる。 背景に2つの暗躍する動きが。 壁の花だった女性が活躍する。 事件は終盤に思いもよらぬ方向に。 事件は解決したのに成仏しない有利の素材が不可思議。2011/05/12
Chiba
2
被害者の幽霊と出会ったことから始まる謎解き?途中から主人公のキャラがブレだしているけれど、元気な女性は見ていて気持ちいいものです。深く考えずに読む方が面白いです2016/07/18
リーコ
1
面白かった。幽霊が出てくるのはユーモアがあって面白い。赤川さんのホラーぽいのも読みたいが、こちらは安心して読める。2017/08/25
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- 和書
- 中井正一評論集 岩波文庫