内容説明
医者は患者さんと一緒に苦しんでこそ家族からも理解され、尊敬に価するのだという雰囲気がある。医者をあまりにも理想的な人格に祭り上げていないだろうか。いい医療を行なうためには患者さんにも医者を理解してもらう必要がある。あなたがかかっている医者もただの人であることを知ってもっと上手に利用してみては?大学病院現役医師が様々な医療問題を正面から見据え、医療の実態を本音で語った一冊。
目次
病院は医者の舞台なのだ
往診で学ぶ
ああ、当直医!!
医者だって7Kなのだ
笑わないナース
新人ナースへ愛をこめて
開業医の息子に生まれて
二時間半待ちました
足るを知る
医者が白衣を脱げないわけ〔ほか〕