内容説明
戦後間もなく高度経済成長期を迎えた日本は、数々の製品を世に送り出してきた。ちょっと廻りを見てもカップヌードル、ウォークマンなどといった、現在でも広く海外に普及している製品には日本が生んだオリジナルグッズが数多く含まれている。世界を股にかけ、活躍している日本製品が“日本製”から“Made in Japan”へと移り変わっていく半世紀を、各界著名人との対談を織り込みながら綴ったもう一つの歴史読本。
目次
『NEC98シリーズ』の光と影―日本電気
『ウォークマン』の神話の現在―ソニー
極東の技術神話『ホンダF1』―本田技研
あくまでもフィルム『写ルンです』―富士フイルム
食文化を変えた『うま味』―味の素
対談『日本車の将来はどこへいくのか』―岡昂(日産自動車)
走り続ける夢『新幹線』
トイレから文化を変えた『ウォシュレット』―TOTO
生き続ける伝説『ニコンF』―ニコン
腕につける情報機器『デジタルウォッチ』―カシオ計算機〔ほか〕
感想・レビュー
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