徳間文庫<br> アラン、海へゆく〈1〉はみだし者の海戦

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徳間文庫
アラン、海へゆく〈1〉はみだし者の海戦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 536p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198901134
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

1780年、17歳のアラン・リューリーはロンドンで、酒に女にギャンブルにと何不自由ない青春を謳歌していた。ある日、彼は異母姉に誘惑されてベッドインしたところを父に見つかる、罰として地獄の英国海軍へと叩きこまれてしまう。しかし、右も左もわからないアランもやがて海軍生活に順応し、アメリカ独立軍との激しい海戦に活躍する。英米で大人気の青春海洋シリーズ第1弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shiro

3
海軍に放り込まれた陸者が主人公の帆船冒険小説。右も左も分からない主人公と共にイギリス海軍の生活を覚えていく感じがとても楽しい。展開はスピード感にあふれてドラマチック。主人公の精神・肉体的成長も楽しく読んでいて飽きない。ケニャン海尉好きだったんだけどあそこまで嫌わないであげてほしいなあなんて思うのは現代の感覚だからか。捻くれていながら根は正義感溢れる等身大の18歳が下半身に忠実すぎていっそ微笑ましい。海戦の描写が凄まじい迫力。続きを一気買いしたので届くのが待ち遠しい。2017/10/12

Joao do Couto

2
海洋冒険小説。この手の本では、読み手にやさしいということで読んでみた。というのも、主人公がはじめて帆船に乗り込むところから話が始まるからだ。もう少し恋やお色気ありきかと思ったが、それは割と少な目。海に出ると男ばかりだし。それはそうと、出世物語の側面もあって、後ろ盾を探す場面なんかも現代的、というより会社員小説みたいだ。2018/01/15

Abercrombie

2
○ アメリカ人作家が、イギリス人海軍士官を主人公に、アメリカ独立戦争を描く海洋冒険小説。と云っても変わっているのは、主人公が父の奸計により汚名を着せられて、海に追いやられたって設定くらいで、中身は訓練、海戦、軍法会議、決闘などむしろオーソドックスすぎる内容。海上生活の描写は細かい。こういうのがアメリカ人好みなんだろうか。自分はちょっと古臭く感じた。士官候補生時代が3巻まで続くのはちと長すぎるだろう。2016/06/12

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