出版社内容情報
夜空をみあげながら、ムーミン一家は、ムーミン谷にすい星がきた日のことを思い出していました。
ムーミントロールとスニフは、すい星のことを調べに天文台にむかいました。
途中で、スナフキンと知り合い、フローレンを助けてあげたりもしました。
干上がった海を、竹馬で進みもしました。
でも、そんなことができたのは、
ムーミンママがムーミンやしきで待っていてくれるとわかっていたからです。
ムーミントロールだけではありません。ムーミン谷にすむ、たくさんのいきものたちがにげだすときに
ムーミンママは、ひとりひとりに毛布やビスケットをあげていたのです。
そう、ムーミンママは、いつだって、みんながどうしたらいいのかを、よくわかっているのです。
そしてすい星は、さいわいにも、ムーミン谷にぶつからずに、とびさっていきました…。
童話『ムーミン谷の彗星』刊行80周年!
【目次】



