源家物語

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198660215
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

この男、「天下第一の武勇の士」か、
「積悪の罪人」か――。
大胆な推理を加え、新たな源平時代を描き出す歴史巨篇!

平家物語の中に「源家」という呼称が出てくるのはあまり知られていない。
源氏にもかつて、平清盛一族と並び称されるほど栄華を誇った家門があった。
「多くの罪なき者を殺す」と世に怖れられた、八幡太郎こと源義家の一族である。

義家は父・頼義とともに奥州の厳しい戦いを乗り越え東国を平定、武者としての名声と武功を高めていく。
その力を怖れた朝廷は、義家一門を陥れるための謀略を進める。
義家に反発する弟の賀茂二郎義綱と結び義家を罠にかけ、一族の血で血を洗う暗闘により
源家は悲劇の結末を迎える。
だが義家の三男・義忠は、源家の栄光を取り戻すべく平正盛の娘を妻に迎え、
嫡男の烏帽子親を務めていた。その嫡男こそ、平清盛の養父となる忠盛だった。
実は義家の母も平家の娘だった。義家の父・頼義は一門を興隆させるため
平家の力を借りていたのだ……。


【目次】

内容説明

「多くの罪なき者を殺す」と世に怖れられた源義家。源氏の棟梁として、奥州の厳しい戦いを二度乗り越え、武者としての名声と武功を高めていく。一方、京では政を牛耳る藤原北家と繋がる義家一門を陥れる謀略が進んでいた。それは一族の血で血を洗う暗闘に発展し、源家は悲劇の結末を迎える…。大胆な推理を加え、新たな源平時代を描き出す歴史巨篇!

著者等紹介

真保裕一[シンボユウイチ]
1961年東京都生まれ。アニメの演出を経て91年『連鎖』で第37回江戸川乱歩賞を受賞。96年『ホワイトアウト』で第17回吉川英治文学新人賞受賞。97年『奪取』で第10回山本周五郎賞、第50回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2006年『灰色の北壁』で第25回新田次郎文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

163
真保 裕一は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 源家物語とは、聞きなれないなと思いつつ、平家物語と対で考えれば、違和感がないんですね。源氏も平氏も権力争い、よっぽど上手くやらないと、徳川幕府260年みたいなことはないんでしょうね。 https://www.tokuma.jp/book/b665124.html2025/08/07

rosetta

28
★★★✮☆平氏と平家が違うように源氏と源家は違うのだ。平家物語を模したような、しかし人口に膾炙する平家物語とは違い源氏の長者にのみ口伝で伝わる源家物語。源義家をメインパーソンに、その時代の武将たちがゾロゾロ登場する。はっきり言って名前も似たようなもんだし家系や婚姻関係も複雑怪奇。京の公卿らの能天気な陰謀も話をいよいよややこしくさせる。前九年や後三年の役を通して、義家とは順風満帆に出世した人かと思っていたが実は紆余曲折、七転び八起きの人生であったのだなぁ。とても自分には務まらんわ笑(人を殺したくはないしね)2025/09/17

まえぞう

28
平氏の中でも清盛の一族を平家と呼ぶように、頼義、義家の流れを源家と呼んで、主として前九年、後三年の役の時代を攻めた側から描きます。武士の棟梁というものがどういう流れで形成されていったのかを語るものとしてはよいのでしょうが、東北の騒乱を見るのであれば、やはり安倍、清原の立場からの物語の方が読みごたえがあるんだなあと思いました。2025/08/16

如水

17
源義家(と父頼義)の前九年、後三年合戦が中心。軍記物語で平家は有れども源家は無い。何故か?と問いかけから始まり、源平どちらが欠けても今(物語の中の)には至っておらず、かと言って今は口伝のみの伝承となった所以は…と言う所で話を纏めた様な感じです。私見的には平『家』一門は殿上人となったから『家』で、源『氏』は殿上人(藤原北家の家人)では無かったから…と思ってはいるのですが、義家の代を含めた血族争いも触れているのであぁナルホドと思う所も。で、この物語は結局誰に伝えていたのだ?と言う所を想像してみるのも👍2025/08/14

mitubatigril

11
いや〜確かに平家物語があるんだから源家物語があってもおかしくないよねと考えてしまう。八幡太郎は名前は知ってた 源氏の活躍は何となく朧気に知ってはいたけど その平家物語に白河院から忠盛に源氏も鼻につくようになったから、そろそろ武功を立てる良い機会と言ったとかが読後に頭に広がってきて、あー ここに行きつくのだから清盛の時代のずいぶん前だとやっと分かり 後の世に源氏でないと幕府が開けぬも 頼朝に繋がるけどその前にまで物語があったのだ 武士の世界も中々のごちゃごちゃ感に面白いと後の世の人間は思ってしまうんだなぁ🤣2025/09/16

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