出版社内容情報
大藪春彦新人賞受賞作家が綴る、
心揺さぶる感涙の時代小説。
天涯孤独の少女が本当の愛に触れたとき、
ひとり心に誓ったのは――。
命を狙われ、西国から遠く江戸まで逃れてきた少女のおりんは、
錺職人を目指しているお園の住む長屋で暮らし始める。
根っからの世話焼きで、おりんのことを家族のように大切にしてくれるお園。
束の間の幸せに浸るおりんだが、何者かがお園に矢を放ったことでその暮らしは一変してしまう。
もう二度と、自分のせいで人が死ぬところを見たくない。
今度こそ大切な人を守ると心に決めたおりんは、
長屋の隣人である武士の佐伯とともにお園の周囲に目を光らせる。
西国から追っ手が迫っていることも知らずに――。
【目次】
内容説明
命を狙われ、遠く江戸まで逃れてきたおりんは、錺職人を目指すお園の暮らす長屋に住み始める。根っからの世話焼きで、おりんのことを家族のように大切にしてくれるお園。束の間の幸せに浸るおりんだが、何者かがお園に矢を放ったことでその暮らしは一変してしまう。もう二度と、自分のせいで人が死ぬところを見たくない。今度こそ大切な人を守ると心に決めたおりんは、長屋の隣人である武士の佐伯とともにお園の周囲に目を光らせる。西国から追っ手が迫っていることも知らずに―。
著者等紹介
天羽恵[アマウメグミ]
1958年生まれ。兵庫県出身。「日盛りの〓」で第六回大藪春彦新人賞を受賞。デビュー作『もゆる椿』が第13回日本歴史時代作家協会賞新人賞の候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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