誓いの簪

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198660109
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

大藪春彦新人賞受賞作家が綴る、
心揺さぶる感涙の時代小説。

天涯孤独の少女が本当の愛に触れたとき、
ひとり心に誓ったのは――。

命を狙われ、西国から遠く江戸まで逃れてきた少女のおりんは、
錺職人を目指しているお園の住む長屋で暮らし始める。

根っからの世話焼きで、おりんのことを家族のように大切にしてくれるお園。
束の間の幸せに浸るおりんだが、何者かがお園に矢を放ったことでその暮らしは一変してしまう。

もう二度と、自分のせいで人が死ぬところを見たくない。

今度こそ大切な人を守ると心に決めたおりんは、
長屋の隣人である武士の佐伯とともにお園の周囲に目を光らせる。
西国から追っ手が迫っていることも知らずに――。


【目次】

内容説明

命を狙われ、遠く江戸まで逃れてきたおりんは、錺職人を目指すお園の暮らす長屋に住み始める。根っからの世話焼きで、おりんのことを家族のように大切にしてくれるお園。束の間の幸せに浸るおりんだが、何者かがお園に矢を放ったことでその暮らしは一変してしまう。もう二度と、自分のせいで人が死ぬところを見たくない。今度こそ大切な人を守ると心に決めたおりんは、長屋の隣人である武士の佐伯とともにお園の周囲に目を光らせる。西国から追っ手が迫っていることも知らずに―。

著者等紹介

天羽恵[アマウメグミ]
1958年生まれ。兵庫県出身。「日盛りの〓」で第六回大藪春彦新人賞を受賞。デビュー作『もゆる椿』が第13回日本歴史時代作家協会賞新人賞の候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いつでも母さん

134
嗚呼、まって、待ってよ。こんなラストは悲しい(泣)でも、これしかないのかもって思ってしまう私は鬼でしょうか。姉とも母とも慕うお園を守るため。佐伯への愛を自覚したおりん・・大切な人には生きていてもらいたいがゆえに、おりんが選んだのだ。憎しみの連鎖が断ち切れても、そこにおりんはいない。敵わないと思っても真っ向勝負なのだなと、おりんを助太刀する気満々な私の気持ちをどうしてくれよう。天羽さんにやられちゃった感じ(褒めてます)2025/07/22

タイ子

84
あー、ツラい!吉原のことを思えば何の不思議もないのだが、女性がしかも14歳の少女が身を売る商売を偏見もなくこんなにサラリと描く著者に感心。おりんは長屋住まいで提げ重をしながら簪職人のお園と、提灯貼りの内職で糊口を凌ぐ浪人者の佐伯に見守られ過ごす日々。物語は不穏な空気を纏いながら展開するのでそれもワクワクする。お園が何者かに狙われ、おりんも追手により命の危険が。佐伯も浪人の裏で何かがある。武家社会の忌まわしさ、嫉妬が絡む女の業、恨みの連鎖。少女の強さ、弱さは天羽さんの得意とするところ。だけど、これはツラい!2025/08/07

信兵衛

19
おりん、お園、佐伯ら登場人物のキャラクターが興味深く、面白く読み進めたのですが、少々不自然というか、無理筋と感じてしまう印象を否めず。 それにしても、最後の結末には・・・・唖然。2025/08/14

mitubatigril

12
現代と昔を行ったり来たりの📖を読んでると訳わからなくなりがちだけど、この作品は時代物だけど割に今でも通じるものがある気がする。 ミステリー色が好きな人には向いてるのでは無いかと思ったり 迂闊にも作者のデビュー作を読んでなくこちらの作品が初になったけど世話好きで美人なのに鼻にもかけないお園に訳あり浪人佐伯に主人公のおりんがつむぎ出す世界観が何とも言えずいいなぁと感じた。2025/07/23

あとみみ

4
うーん、じんわり。 読み終わって一日経つのに、おりんの思いが胸の奥に残ってる。 人によって何が幸せかは違うから、これでよかったんだと思う。思うけど、納得したくないっていう感じ。 こんなに長く余韻が残るのは久しぶりだな。 そういえば、前作ではぶんちゃんが意外とよかったけど、今回はクロがいい味を出してました。2025/07/10

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