月とコーヒー―デミタス

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月とコーヒー―デミタス

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  • サイズ B40判/ページ数 336p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784198659837
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

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愛され続けて6万部突破!
ロングセラー『月とコーヒー』
6年ぶりとなる待望の第2集!
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2019目の刊行以来、単行本で愛され続け、
異例のロングセラーとなっている
『月とコーヒー』。

人気作家が腕によりをかけて紡いだ
とっておきの小さな物語たち。
待望の第2集ができあがりました。

◎火星が最も地球に近づいた夜の小さな奇跡
◎〈まっくら都市〉で〈こころ〉を探すモグラの冒険
◎駄目なロボットによる素晴らしいオーケストラ
◎〈トカゲ式ゴム印〉と世界の果ての地球儀屋
◎夜を青く塗り替える、〈貴婦人〉という名の石炭
◎空を飛べなかった男と、ほろ苦いビター・チョコレート
◎〈白紙屋〉の白い手袋と三人の年老いた泥棒

今夜は少し遠いところへ
出かけてみませんか。

世界の片隅に生きる
ささやかで優しい
誰かと誰かのお話を
あなたにお届けします。

内容説明

火星が最も地球に近づいた夜の小さな奇跡。“まっくら都市”で“こころ”を探すモグラの冒険。駄目なロボットによる素晴らしいオーケストラ。“トカゲ式ゴム印”と世界の果ての地球儀屋。夜を青く塗り替える、“貴婦人”という名の石炭。空を飛べなかった男と、ほろ苦いビター・チョコレート。“白紙屋”の白い手袋と三人の年老いた泥棒。世界の片隅に生きるささやかで優しい誰かと誰かのお話です。小箱の中にしまってあったとっておきのお話、24ピース。

著者等紹介

吉田篤弘[ヨシダアツヒロ]
1962年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

103
「もう少し飲みたい、もう少し読みたい」そんな24の小さなお話。 世の中の流れに取り残され、世界の片隅にひっそりと暮らす人たち。どの物語も静かに心に沁みていく。生きていくために必要なのは太陽とパン。だけどくり返される日常を生きていくために必要なのは月とコーヒー。 本、とりわけ吉田篤弘さんのさり気ない優しさに満ちた物語は私の日常をそっと支えてくれる。 とてもとても良かった。2025/05/09

Ikutan

64
『月とコーヒー』の第2集。今回もそっと囁く様に語りかけてくれる滋味溢れるお話が24話。所々人物やお店が緩く繋がっていて、きっと、吉田さんの中に物語の世界が広がっているんでしょうね。「デミタス」は小さなカップ。もう少し読みたいと思える作品の中にも、味わい深い言葉がたくさん。「世界をよく見て、何かを見つけたりすることは、とてもいいことだと思う。でもね、本当にうれしいのは、気づくってことなんだよ。だって、『見つけた』ものは自分の外にあるけれど、『気づいた』ものは自分の中にあることだろう?」第三集も楽しみ。2025/05/05

nico🐬波待ち中

60
『月とコーヒー』シリーズ第二弾。相変わらず装幀がとてもお洒落。今回も夜寝る前に少しずつ…と読んでいたら、繋がりのある短編がチラホラ出てきて、その度に読み返して確認していたら読み終えるのに結構時間がかかってしまった一冊。最終話で新たな繋がりも見つかり、24話の短編が一つの長編になったようで楽しかった。今回も心に刺さるフレーズがたくさん出てきた。いつかこの作品を読み返した時、今の私とこの先の私とでは刺さるフレーズも異なるのだろう。その違いを確かめるのもまた楽しい作業だ。シリーズ第三弾も本当に楽しみ。2025/05/21

あや

44
久しぶりの吉田さんの作品。 本を開くと両手の中にすっぽり収まる心地よいサイズの本。装幀もいつもながらに美しく、挿絵も味があって可愛らしい。物語を一編、そしてまた一編と読み進める度に、気付かない間にあいてしまっていた心の隙間が埋められていくような感覚を味わった。 2025/04/07

ともこ

31
前作「月とコーヒー」と同じように、ページをめくるといきなり白紙で、「あれ!これで終わり?」と思う。しかし、その白紙の中に文章にされていない幸せな光景が目に浮かぶ。例えば「名前のない仔犬」では、かわいい仔犬とユリさん父娘が満ち足りた笑顔でいるような。また、特別な石炭「貴婦人」の話では、とびとびに話が繋がり、やはり最後でホッと一息つく。まるでおいしいコーヒーを飲んだあとのように。「寝しなに1話ずつ」と思っていたのが一気に読み終えてしまった。トコヤのホクトさんの登場もうれしかった。2025/03/25

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