内容説明
むかしむかしあるところに、はらぺこのライオンとペンギン、カメ、ミケネコにネズミ、耳のたれたウサギにふつうのウサギ、カエル、コウモリ、コブタにオオブタ、もこもこのヒツジにコアラ、そしてメンドリがいたんだって。あれ、ちょっとまって。どうぶつたちがへっている…?予想をはるかに超えていく、ナンセンス絵本。
著者等紹介
カミンズ,ルーシー・ルース[カミンズ,ルーシールース] [Cummins,Lucy Ruth]
アメリカの絵本作家。装丁家。カナダで生まれたのち、アメリカに移住し、ニューヨーク州コートランドで育つ。児童書の出版社にて20年以上にわたって児童書の装丁を手がけ、本作で絵本作家としてデビュー
石津ちひろ[イシズチヒロ]
愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。絵本作家、翻訳家。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
22
新着棚で。表紙絵と訳者石津ちひろさんに惹かれて。はらぺこのライオンと沢山の動物たちが登場。途中、「もしかして……?」とドキドキし、その後に、もっとドキドキ! さらにオチに、「えええ?」 予想しなかった展開で、面白かった。シュールだけどね。さらさらっと描いたような絵が、またいい♪ 4:332024/11/26
anne@灯れ松明の火
21
敬老会で読んでみた。ちょっとこの展開が理解できなかったようで^^; 読み終わっても、皆さん、微妙な表情。仕方ないので、「解説なんてヤボですが」と前置きして、一緒に振り返って、説明。やっと「そういうことだったのか」とわかってもらった。ナンセンス絵本は、万人ウケはしないかな(笑) でも、めっちゃおもしろいんだよ~!2024/11/28
mntmt
10
カメ最強🐢2025/01/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
ライオンとたくさんの動物たちが一緒にいたら、それはもう展開が見えますよね。あぁやっぱりねぇ、と読み進めるとオチがあり、更には予想の斜め上をいくオチがあります!2025/03/06
moco
5
【小1】図書館新着絵本。娘の感想「最初はライオンがほとんど動物を食べたのかと思ったけど、ライオンの誕生日パーティーの移動で少なくなってただけなんだね。だけど、電気を消すと何がおこる!?」2024/12/21