小田くん家は南部せんべい店

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小田くん家は南部せんべい店

  • 〓森 美由紀【著】
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  • 徳間書店(2024/02発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198657772
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

絶賛の声続々!

幸せとはこういう日常が続いていく事なのかもしれない。
(有隣堂町田モディ店 原田明美さん)

伝統の南部せんべい店を営む一家の心優しい人間ドラマに、
全身がぽかぽかと温かくなりました。
(紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん)

家族のこと、友達のこと、生死や、家業のこと。
それらを見つめ、考え、少しずつ自分なりに気付き成長していく弘毅の姿に、
大人の私も新鮮な気持ちを取り戻していくようでした。
(東京旭屋書店 新越谷店 猪股宏美さん)

激動の日本を優しく癒してくれる格好の特効薬になるのかも。
(テレビ東京 深谷守さん)


「さあ、焼くぞ。大切な人のために、そして自分のために」

青森県の片田舎にある「小田せんべい店」。
小学四年生の弘毅は嫌だった。課外授業でクラスのみんなが家に来ることになったのだ。
南部せんべいなんか、バカにされるに決まってる。
しかし当日、不登校の同級生・潤が来たことで弘毅は南部せんべいを焼くことになり……。
六十九年間せんべい一筋の祖父・よっしーを始め、家族みんなに見守られて弘毅は少しずつ大人になっていく。

ひと口かじると涙がほろり
あなたの心を優しく癒すぽかぽか家族小説

【著者コメント】
青森県の片田舎で南部せんべい店を営む六人家族の物語です。

南部せんべいは、青森県南から岩手県にかけて昔から食べ続けられてきました。
今ではピーナツやゴマを混ぜ込んだり、クッキーっぽく焼いたりしていますが、
基本は、塩と小麦粉と重曹のみの素朴で真っ白な塩味のせんべいです。
飽きがきません。鉄型にはさんでサクサクに焼き上げます。
特徴的なのが耳。型からはみ出た部分を耳と呼び、地元では人気があります。

南部せんべいのように飽きがこずに、いつまでも続いていきそうな小田せんべい店の泣いたり笑ったりの日常。
一つの家族の在り方と、伝統食の行く末、友情、少年の健やかな成長を見守っていただけましたら幸いです。

【目次】
一章 せんべい焼き窯の熱
二章 甘く香ばしいチョコクランチの冬
三章 飴と耳と、手紙
四章 薄胡麻と白
五章 せんべい型

内容説明

ひと口かじると涙がほろり。あなたの心を優しく癒すぽかぽか家族小説。さあ、焼くぞ。大切な人のために、そして自分のために。

著者等紹介

〓森美由紀[タカモリミユキ]
青森県出身。2014年『ジャパン・ディグニティ』で第一回暮らしの小説大賞を受賞。2023年に「バカ塗りの娘」として映画化される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

252
青森県で昔から南部せんべい店を営む小田家の小学四年生・弘毅くんを主人公にした家族の物語。著者が泉谷しげるさんをモデルにしたという頑固な偏屈爺さん、よっしーのキャラが良いですね。弘毅くんも祖父の血を引いたのか偏屈ですが家庭の事情で一時不登校だった同級生の潤くんと知り合い二人で家業の南部せんべいを焼く作業に挑んで友情を深めていきます。笑い一杯の物語に突然の親しい人とのお別れや震災が影を落とす悲劇が明かされますが若い弘毅くんは強く生きて行きます。感動の物語を多くの方にぜひお勧めしますね。#NetGalleyJP2024/04/05

いつでも母さん

163
良い作品と出会った。心がざわついてる今、じんわりと沁みた。南部せんべいは大好き。水飴を挟んで飴せんも好き。店主で祖父・よっしーが好い。家族経営の小田せんべい店を舞台にお仕事小説であり、小4の孫・弘毅の物語だった。色んな別れもあり切なかったりもする。そして、友情ってこの齢になるとちょっと照れ臭いけれど、鼻の奥がツンとして優しく温かい思いが溢れる。あぁ無性に南部せんべいが食べたくなっている。2024/03/22

みかん🍊

91
小学生の弘毅の家は南部せんべい店を営む祖父母、両親、姉の6人家族、祖父のよっしー77歳が手作りで焼くせんべいは人気でお店にはたくさんのお客さんが訪れるが、気難しい職人という感じではなく愉快で愛情深いよっしーがいい、弘毅も元気な少年ではあるが友人関係や家族に関する悩みもあり、せんべいを焼く事でほどけて行く事もある、南部せんべいはあまり馴染みがないが食べてみたいと思った。2024/07/22

ぶち

90
読友さんのレビューに魅かれて手に取りました。 伝統の南部せんべい店を営む一家の人間ドラマ。 小学四年生の弘毅は、家族のこと、友達のこと、自身の生い立ちのこと、南部せんべいの店である家業のこと、それらについて少しずつ自分なりに考え、気づき、家族みんなに守られながら成長していきます。 幸せとはこの家族のような日常が続いていく事なのかもしれません。 家族の在り方、友情、伝統食や郷土食の将来… 良い物語を読みました。紹介してくれた読友さんに感謝いたします。2025/05/03

タイ子

85
僕の名前は小田弘毅、小学4年。青森県で家業は南部せんべい店。家族は祖父、祖母、父、母、姉。せんべい焼いて70年、今なお自動焼き機。一時不登校だった潤君とはひょんなことから親友みたいになって潤君はせんべい作りにめっちゃ興味津々。毎朝、仏壇にチーンするとか他に比べて鮮明なカラーの遺影写真が2枚ある理由が後で判ってくる。でも、何が判ったところで今の家族が僕の家族。優しい人に囲まれると幸せなんだよね。ほら、僕の物語を読んで泣いたり笑ったり忙しいそこのおばちゃん、いやお姉さん。南部せんべい食ってみな。うめえよ~。2025/04/09

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