内容説明
中・台・日を飛び回るジャーナリストが緊急警告。まもなく台湾有事!「台湾独立派」総統誕生で戦争の危機が迫る!歴史的経緯から最新情勢、衝突ポイントまでを完全分析。
目次
第1章 支配者が入れ替わってきた台湾の歴史背景
第2章 中台両岸・激変する社会と意識の格差
第3章 中台経済のカラクリと相互依存の虚実
第4章 中台戦争が起こる可能性
第5章 不動産バブル崩壊後の中国経済の行方
第6章 「九二共識」とは何か
第7章 「台独分子」「スパイ」摘発の現場
第8章 中台と日本をめぐる領土紛争
第9章 平和統一か戦争か
著者等紹介
邱海濤[キュウカイトウ]
1955年中国上海生まれ、上海外国語大学日本語科卒業。父親は国民党による台湾人弾圧「228事件」をきっかけに、台湾から中国へ逃れており、台湾にルーツを持つ。1985年に来日し、慶應義塾大学および東京外国語大学で学んだ後、日本企業で10年間勤務する。1995年、日本に帰化。現在、中国と日本の間で出版や映像プロデューサーとして幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kazhc57
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勉強になりました。台湾のことはある程度は知ってるつもりだったけど、台湾の歴史について何も知らなかったことが分かりました。特に九二共識、大きな三角関係と小さな三角関係など、台湾問題を見るときの尺度ができた気がします。私が春休みに、単身赴任の父親を訊ねて台湾に行ったのは1975年でした。その後も機会あるごとに台湾のニュースは見ていたつもりでだったし、丸谷才一の小説も読んでいましたが、全然台湾のことを分かっていなかった。タイトルと違って、筆者は武力統一は5年以上はないと思っているそうです。2024/06/21
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