内容説明
シンガポール・ゲイラン。路上に多くの女たちが立って男を誘う「背徳区」で、私はスリランカから来た女と出会う。しかし、そこは悪意が満ちた暗黒の世界であった…。堕落の世界での純愛、そして自壊していく女。東南アジアの背徳区を知り尽くした鈴木傾城が徹底的ドキュメンタリーな筆致で、社会の裏側に生きる女たちのリアルを描く小説。
著者等紹介
鈴木傾城[スズキケイセイ]
作家、アルファブロガー。1966年、東京生まれ。20歳の頃にタイに旅行に行き、そのまま社会からドロップアウトする。バブル期に株式投資で資金を蓄積し、セミリタイア。以後、本格的に東南アジアの歓楽街・貧困街に沈没する生活に入り、2000年よりサイト『ブラックアジア』を主宰、カルト的な人気を得る。2009年より時事を扱うサイト『ダークネス』を立ち上げ、3年で一億PV超達成、アルファブロガーとなる。『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』は、2019、2020、2022年、マネーボイス賞1位。MONEYVOICE賞1位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 空を飛ぶ昆虫のひみつ