無間繚乱

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無間繚乱

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198657635
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

2024年NHK大河ドラマの世界を
歴史小説の気鋭が華麗に描く


愛され続けた女性(ひと)、
愛し続けた女性(ひと)。

明るく聡明で美しい定子。
内気ながらも慈愛に満ちた彰子。
天皇をめぐるふたりの后の愛憎絵巻。


あれは四十年前、高校の古典の時間。
一条天皇を巡る二人の女性が、男たちの権力闘争に運命を左右され、
かたや転落し、かたや上っていく。
そこにはどんな女の心と決意があったのか……と想像したものです。
ようやく形になりました。――著者


第66代一条帝の辞世の句を、内覧並びに左大臣の藤原道長は
「露の身の 草の宿りに 君をおきて 塵を出でぬる ことをこそ思へ」と書き留め、
帝に親しく仕えた権大納言藤原行成は
「露の身の 風の宿りに 君をおきて 塵を出でぬる 事ぞ悲しき」と記した。
道長は歌の中の「君」は中宮彰子を指すのだと解したが、
行成は皇后定子を呼んだ言葉だと確信をもって綴った。

死ぬ間際に一条帝が呼びかけた「君」とは、誰なのか。

関白内大臣藤原道隆の娘・定子と、時の権力者左大臣藤原道長の娘・彰子。
ともに一条天皇の后として藤原氏の権力争いに翻弄された
ふたりの女性を中心に展開される華麗なる平安絵巻。

内容説明

愛され続けた女性、愛し続けた女性。明るく聡明で美しい定子。内気ながら慈愛に満ちた彰子。一条天皇をめぐるふたりの后の愛憎絵巻。

著者等紹介

秋山香乃[アキヤマカノ]
1968年福岡県北九州市生まれ。活水女子短大卒業。2002年『歳三 往きてまた』でデビュー。2018年『龍が哭く 河井継之助』で第6回野村胡堂文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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優希

41
面白かったです。一条天皇に嫁いだ彰子と定子の視点からの愛と政治。平安時代ならではの艶やかさを感じつつも、当時ならではの運命も見ているようでした。2人の女性から流れる歴史物語に引き込まれました。娘という定めが切ないけれど、懸命に生きる姿が美しい。平安時代に惹かれるのは切なさの定めなのかもしれません。2024/04/24

宇宙猫

15
★★★★★ 一条天皇の二人の后の心の内を描いた物語。家族や女房に腹を立てたり、帝に思うところがあったり、それでも夫の気持ちを求めずにはいられない籠の鳥たち。けれど、帝自身も藤原と言う籠に囚われており、自分も帝を利用する立場でもあるため諦念が滲んでしまうことが切ない。定子が突然出家した心情的は理解し難いのだけど、それが納得いくように描かれているのも良かった。2024/08/06

mitubatigril

11
大河ドラマ関連になるのか?たまたまなのか?一条帝の皇后定子と中宮彰子が織りなすそれぞれの自我 定子は清少納言との関係性 彰子は紫式部との関係性などそれぞれの思った事をそれぞれが語る。 作品の表紙で少しファンタジー強めじゃないかと嫌な予感がしたけれど 定子と彰子両方を一冊の作品で感じられるならと思ったが 割りにファンタジー感無く しかし忠実でもないかもしれないけれど なかなかそうだったらような雰囲気を感じさせてくれた。これはこれで有りだと思った。2024/03/14

Yuri

11
私はもともと彰子さま寄りだったからか、幼くして帝に嫁ぎ、運命に翻弄される姿に触れると切なくなる。様々な権力や時代背景に翻弄されながらも少女らしくなく成長する姿は今の世では考えられない複雑さがある。一方の定子さまについても、自身の力の及ばないところで翻弄される様、愛されているはずの帝に対する複雑な思い、なんともままならまい思いになる。毎年大河ドラマに影響され過ぎている時代背景上、もう少し触れる部分があるかと期待していた清少納言と紫式部についてはさらりと撫でる程度だったので、ちょっと拍子抜けした。2024/03/03

にゃほまん

10
定子様は大河ドラマの高畑充希ちゃんの脳内イメージで読みました。定子様と彰子様。2人とも哀しい運命ですが真に強いのは彰子様の方かもしれない。そして道長!定子様も帝も同じ一族なのに、そこまでして自分の子孫を残したいんだね…恐ろしい。2024/06/04

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